左手

あの日 助手席に座り 雨降る窓をなぞる指は 切なさと寂しさを感じた 誰かのそばに居ても 埋まらないものがあって そこから逃げようとして また自分自身を見失い 誰かを傷つけ そして自分自身を傷つけ クズと思ったのならば 少しづつ少しづつ 一歩一歩 自分の歩幅で 歩いていけばいいのさ その過ちに気づけたのだから その過ちを繰り返さないために 今、そばにある優しさや温もりを 大切にして。 朝日に誓った その想いを大切に。 本当の優しさをもった君なら その優しさに気づいてくれるはずさ そして2人なら きっと幸せは築いていけるはずさ ただ一つ願うことは 傷つかないこと 暴力や不条理な苦しみの中に いないこと そしてあの頃のように 笑顔でいてくれること 永遠の幸せを願ってます。 さぁ すべての終着点を 探しに旅しますかね。