When I left Japan

　 “ When I left Japan ” 1990年代の後半 人生の中で特に煮詰まり 一番自分が焦げついてる そんな時期だったように思う 良かれと思って 周りの反対を押し切った転職は あまりうまくいっていなくて 時代が悪い 社会が悪い 日本が悪い そんなもののせいにして ポケットに手を突っ込み 俯いて石ころを蹴っ飛ばす 迷いと不安に苛立って 狭い世界 囚われた発想 何で僕はこんなところで 別にリードに 繋がれているわけでもないのに そうだよね 行こうと思えば どこにだって行ける どこでだって生きていける そうだよ この海は他の大睦と繋がっている この空は日本の上空にだけ あるわけじゃないじゃないか 空を見上げて 太陽に手をのばして 少年の頃の夢を思い出して