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BREAKING ACT!!【ライブレポート: 2021年12月】

Playlist byAWA MOSH PIT

1,999
16
  • 2022.12.21
  • 2:39:42
  • 42曲
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説明文

【ライブショートレポは説明文をスクロール🔽】 日々ライブハウスを駆け巡る、AWA MOSH PITクルーが毎月素晴らしかったアクトをライブレポと一緒にお届け🔥 2021年12月もAWA MOSH PITクルーは配信を含め、多くのライブをチェック。その中から42アクトをピックアップ! 一日も早く制限なく皆でライブを楽しめる日々が戻ってくることを願い、ライブハウスやアーティストへのエールも込めて、今月もこのプレイリストをお届けします。 ライブレポから当日の熱気やバンドの魅力を感じてもらえたら嬉しいです☺︎ 📝AWA MOSH PITクルー ライブレポ 12/1(水) yutori@下北沢MOSAiC :リスキーシフト presents "NEO"のトッパーで登場したyutori。ライブは、主催のリスキーシフトの「限界少女」のカバーからスタート。対バン企画だからこそできることで、フロアの熱も一気に上がった。yutoriは、12/7でバンド結成1周年を迎えた。そんな記念の日にリリースされた「音信不通」をセトリに最後に演奏した。Vo.Gt.佐藤古都子の切なくも力強い歌声とエモーショナルなバンドサウンドに心奪われた。 12/1(水) ルサンチマン@下北沢MOSAiC :リスキーシフト presents "NEO"に続いて登場したのがルサンチマン。MCで「高校時代からライバルだったリスキーシフトのイベントに呼んでもらえて嬉しい」という言葉の通り、演奏にも一層の意気込みを感じられたステージだった。キャッチーであり激情的でもあるバンドサウンドにフロアは突き上げた手で埋め尽くされていた。 12/1(水) リスキーシフト@下北沢MOSAiC :リスキーシフト presents "NEO"のトリを飾った主催のリスキーシフト。1曲目は、この日のトッパーを飾ったyutoriがカバーをした「限界少女」からスタート。同年代のバンド同士での対バン企画ということもあってか、リラックスした雰囲気を感じつつも、お互いを意識した熱いライブステージを繰り広げてくれた。アンコールは何を演奏するか決まっていないようだったが、最後にまた「限界少女」を披露し、間違いなくリスキーシフトの代表曲であると確信した。 12/3(金) Helsinki Lambda Club@川崎CLUB CITTA' :teto × Heisinki Lambda Club TOUR 2021「TAIKIBANSeeeee.」2017年にはスプリットCDをリリースした彼らのツーマンを心待ちにしていたし、4年経った今の時代だからこその何かとてつもなく大きな意味を感じていた。teto小池との微笑ましいエピソードを交えつつも、刺激しあって信頼しあってロックシーンを共に歩んできた良い関係性が伝わってきた。互いの曲をカバーし合うといったツーマンならではの演出にも心震える。tetoと回っているツアーだからこそなのか、最後の曲「宵山ミラーボール」を演奏している彼らは間違いなくパンクだった。ヘルシンキの多彩な音楽性と、内に秘めたるロック魂を感じることができた。 12/3(金) teto@川崎CLUB CITTA' :teto × Helsinki Lambda Club TOUR 2021「TAIKIBANSeeeee.」サポートを迎える体制により、Vo.小池貞利がハンドマイクでステージ上を端から端まで暴れ走り回り、全身を使って歌いあげる姿は"衝動"という言葉でしか表せないほどのエネルギーに溢れた圧巻のライブ。2021年に2人のメンバーが脱退したtetoにとって、メンバーが変わっても活動を続けていたヘルシンキの存在は非常に頼もしかったはず。内緒で「チョコレイト」をカバーするサプライズなどで、tetoなりにヘルシンキへ最大限の感謝を伝えていたように思えた。"形が変われど、確かにずっと変わっていないものがある"と両バンドのライブから強く感じることができた素敵すぎるツーマンライブであった。 12/3(金) クレナズム@代官山UNIT :「クレナズムワンマンツアー2021~本州を通りもん~」のファイナル公演を迎えたクレナズム。この日は「解けない駆け引き」でコラボしたクボタカイと一緒に楽曲を披露。Vo.萌映とのハーモニーがとても綺麗で会場を優しく包み込んでいた。アンコールでは、クボタカイの楽曲をバックバンドとして演奏したり、クレナズムの様々な一面を感じられるライブだった。 12/4(土) INNOSENT in FORMAL@下北沢DaisyBar :下北沢の街ぐるみのイベント「下北沢にて'21」の下北沢DaisyBarに登場したINNOSENT in FORMAL。リハーサルからの流れでライブ本番がスタートする、まさしくフリースタイルなバンド。フロアを爆上げするアッパーな楽曲から体を揺らすチルな楽曲まで、幅広いセットリストで、フロアもフリースタイルに楽しかった。 12/4(土) バイリンジボーイ@CLUB251 :「下北沢にて'21」に千葉発3人組バンド・バイリンジボーイが出演。この日がサーキットイベント初出演。開演前からアツいロックを求める観客が集まる中、Vo/Gt.梅林寺が『やろうぜ!シモニテ!』と叫びライブは開演。「cry cry cry」「56km」と疾走感抜群の楽曲でフロアを熱くすると、中盤には「白いまつ毛」「そばに」とラブソング&バラードを続けて空気をがらりと変える。緩急を付けたことで終盤の楽曲たちがより輝き、締めくくりは「グッバイガール」。皆で拳を突き上げたり、手拍子したりと一体感が素晴らしかった。『この時間にこの場所を選んでくれてありがとう!』そう感謝を告げてステージを去った。 12/4(土) Crispy Camera Club@mona records :「下北沢にて'21」に京都出身のロックバンド、Crispy Camera Clubが出演。1月リリースのニューアルバム『季節風』収録の「Yellow Robin」からライブは開演。UKロックをルーツとしたサウンドにVo.ミサトの説得力ある歌声が乗り、その心地よさでつい身体が揺れる。後半にはカジヒデキプロデュースの新曲「rock'n'roll wind」を披露。ロックなギターの音とサビのコーラスワークがとても美しく、これからのCCCのライブに欠かせない1曲になると感じるパフォーマンスだった。 12/4(土) bokula.@下北沢DaisyBar :「下北沢にて'21」の下北沢DaisyBarに登場したbokula.。力強いギターロックと疾走感のあるバンドサウンドにフロアの熱気は常に最高潮に。「HOPE」の歌詞の"目の前の日々が幸せならそれでいい"という言葉が、バンド、そしてライブハウス好きにはたまらなく響いた。まさに言葉通り幸せな時間だった。 12/4(土) tambi@下北沢LIVE HAUS :「下北沢にて'21」の下北沢LIVE HAUSに登場したtambi。力強いギターロックからメロディアスなサウンドまで幅広いスリーピースロックバンド。男女のコーラスワークが美しく魅力的。コロナ禍でなければシンガロング間違いなしの「憧れ」。この日は拳を突き上げてフロアが応えた。 12/4(土) かずき山盛り@下北沢ReG :「下北沢にて'21」の下北沢ReGのトリを飾ったかずき山盛り。SEが鳴り、ステージに登場し、一瞬音を鳴らして、はける。また同じSEを流して今度はライブがスタート。カモメの人形、沖縄の衣装やクレンジングオイルなど、普通のライブでは観られないようなライブアクトで、色んな意味で衝撃的だった。しかしライブの演奏はしっかりしていて、観て聴いて楽しませてくれた。楽曲もキャッチーで一度観たら虜になること間違いなし! 12/5(日) Blue Mash@渋谷MIlkyway :Blue Mash 4マン東名企画「この街を出て -師走編-」を開催。彼らがこの場所に集めた真っすぐすぎるバンドたちからバトンを受け取ったこの日のトリのステージ。「俺は大阪からあんたに歌いにきた!あんたは俺らを観にきた!君の人生変えにきました。Blue Mash始めます!!」というアツい言葉から始まり、冒頭からフロアのボルテージは最高潮に。等身大の飾らぬ言葉で全力でかき鳴らす音は、最短距離で私たちの心に突き刺さり心を震わせる。音楽を始めたきっかけや、ツラかった出来事などを赤裸々にステージで語る姿には心打たれた。地元・寝屋川を背負って、強い覚悟で音を鳴らす彼らのライブが、私たちの明日からの活力になる。また必ずライブハウスで。 12/5(日) プッシュプルポット@渋谷MIlkyway :Blue Mash 4マン企画「この街を出て -師走編-」この日のトッパーとして出演したプッシュプルポット。地元を背負って音を鳴らしているバンドは芯が強い。嘘偽りのない真っすぐすぎるステージに心が揺さぶられた。震災の経験を経て、岩手の地への想いや支えてくれた人への想いを忘れることなく胸に留めているVo.山口大貴の「もう誰も裏切らないし、見捨てない。」という言葉には説得力と重みがあって、フロア全員の心と身体に響いたはずだ。シンガロングができなくても、皆が拳をあげて彼らのライブに応える景色が広がり、"やっぱりライブハウスは最高だ"と思える最高のライブであった。 12/7(火) まなつ@下北沢SHELTER :下北沢SHELTERで開催された「バウンダリー presents DARY DAY vol.17」のトッパーを飾った、まなつ。「ライブハウスから何かを持って帰って欲しい」という言葉のとおり、まなつらしい熱いロックンロールを届けてくれた。フロアも、まなつの熱いロックンロールをひとつ残らず持って帰らんばかりに熱く呼応していた。またライブハウスで必ず会いましょう! 12/7(火) リアクションザブッタ@下北沢SHELTER :「バウンダリー presents DARY DAY vol.17」の2組目に登場した、リアクション ザ ブッタ。この日演奏された「Seesaw」には並々ならぬ想いを感じた。MCで「この曲は、何もできなかった2020年に作った曲。ただ、ライブで披露することもできず、曲が完成したとは思えなかった。でも、やっと少しづつライブができるようになって披露できるようになって曲が完成したと思えた。それはお客さんからの反応を感じることができたから」。ライブハウスでしか感じることのできない言葉、時間を大切にしたいと思った。 12/7(火) コールスロー@下北沢SHELTER :「バウンダリー presents DARY DAY vol.17」の3組目に登場した、コールスロー。まっすぐで力強いサウンドがステージからひしひしと伝わってくる熱いライブアクトだった。バウンダリーとは一度、同じ下北沢SHELTERで対バンして以来の競演だけど、バウンダリーのイベントに誘ってもらえてより深い縁を感じた。 12/7(火) バウンダリー@下北沢SHELTER :「バウンダリー presents DARY DAY vol.17」のトリを飾った、バウンダリー。すっと心に入ってくるメロディーとパワフルなバンドサウンドに、ライブ開始からフロアには突き上げられた拳がたくさんの光景が広がった。このイベントの開催までの道なりは決して平たんではなかったと思う。そんな強い想いも感じられる熱いライブステージだった。 12/7(火) GLIM SPANKY@USEN STUDIO COAST :全国ツアーの追加公演の会場は閉館が迫るSTUDIO COAST。1stアルバム収録の「サンライズジャーニー」で始めると、最新曲からライブの定番曲、逆に久々披露の楽曲までファンにとってはたまらないセトリ。中盤にはVo.&G.松尾レミが『自粛中につくった曲で、コーストでやったら気持ちいいなと思って』と話した後「こんな夜更けは」を披露。Gt.亀本曰く"飛ばし過ぎた"という序盤から心地よいグルーブを楽しむ中盤の緩急が流石。筆者がこの日最も感動したのは「美しい棘」。イントロだけで会場から拍手が鳴り響き、思わず涙があふれた。『コーストありがとう!!』会場に集まった皆と、何度もライブをしたコーストに感謝を告げて、ツアーを締めくくった。 12/8(水) TOTALFAT@Zepp Divercity Tokyo :RED LINE TOUR 2021 WINTER の初日Zepp DiverCity公演。意外にも"REDLINE"初出演である彼らのライブは、真冬であることを忘れさせてくれるようなアツいパフォーマンスにより、ライブハウスは熱気に包まれた。「心のモッシュピット、みんな持ってきてる?」というVo./Ba. Shunの言葉にも、拳を上げてその場でジャンプして応える。モッシュやダイブがなくても彼らのライブは楽しくて感動的であるのだ。皆で合唱をしてぐちゃぐちゃになれる日がより一層待ち遠しくなった。私たちは"ひとりじゃない"のだ。 12/8(水) KEYTALK@Zepp Divercity Tokyo :RED LINE TOUR 2021 WINTERの初日Zepp Divercity公演。この日のトリで登場したKEYTALK。1曲目の「MATSURIBAYASHI」からキラーチューンを畳みかけるセットリスト。本人たちが楽しそうに演奏する様子に呼応して、フロアも音に合わせて身体を揺らし、手拍子やダンスで最後まで盛り上がった。アンコールでは、この日のトッパーを務めたFOMAREとのコラボ楽曲『Hello Blue Days』をサプライズ披露!!ツインドラム、ツインベース、トリプルギターの凄まじい音圧がライブハウスに轟く。普段では観ることができないバンド同士のセッションという、対バンイベントならではの光景に興奮が止まらなかった。 12/11(土) 時速36km@1000CLUB :1,000人収容できることが名前の由来の1000CLUBで時速36kmがワンマンライブを開催。Vo.仲川の歌声が全面に出る「死ななきゃ日々は続く」で最高にエモーショナルな始まり。続く「スーパーソニック」から爆発力あるロックナンバー連発でフロアを熱狂させる。かと思えば、MCでは仲川が「サウザンドクラベ」と甘噛みし、すかさずBa.オギノがツッコミ和やかムードになるなど、大きな会場でも時速らしさは変わらず。この日はゲストあり、Gt.石井のピアノ披露など盛りだくさん。3~4人の前で演ってた曲を数百人の前でできる喜びを伝えてからの「アトム」「ハロー」「夢を見ている」での締めくくりは完璧すぎた。選曲はCody・Lee(李)の尾崎リノをゲストに迎えて披露した「ラブソング」を。 12/13(月) Re:name@Spotify O-Crest:"Missing Essentials"Release Show の東京編。この日のタイトルは、"Release Live"ではなく"Release Show"であるように、彼らのグッドミュージックを心を込めて1曲1曲大事に私たちに届けてくれた。大阪で昔からずっと一緒にやってきたBye-Bye-Handの方程式、憧れの先輩であるYAJICO GIRLを迎えての東京でのスリーマンライブという、エモーショナルな1日となったこの日のことを、Re:name自身も私たちも今後忘れることはないだろう。彼らは彼らなりの武器を磨いて、今後もかっこいい音を届け続けてくれるだろうと感じることができた素敵な夜となった。 12/16(木) フジタ カコ@下北沢DY CUBE :自主企画「私旬期」を下北沢DY CUBEにて開催。ギター1本と自分の声だけでステージを作るシンガーソングライターは本当に強いと感じた。毎日がどんなにつらくても、今が自分の旬だと思えるように前を向ける楽曲を届けてくれる彼女のライブは本当に強く美しいものである。3月には新たな自主企画開催することや、サブスク解禁、MV公開など嬉しいニュースが多く発表された幸せに溢れた1日。2022年も彼女の活動から目が離せない! 12/19(日) SHISHAMO@ポートメッセなごや :MERRY ROCK PARADE 2021に出演。初年度から皆勤賞で出演しているメリロへの思い入れや感謝を語り、Vo.宮崎朝子は誕生日直前のメリロのステージがその歳の集大成だと思って毎年出演しているとも話した。新曲『ブーツを鳴らして』を披露し、大人なSHISHAMOな一面を見せ、昨年からの成長をステージ上で見せたかったのかもしれない。『明日はない』で始まり、『明日も』で締めくくったこの日のセットリストから、明日からの日々を1番期待しているのは彼女たちなのだろうとも思えた。誕生日プレゼントかの如く終始ステージを楽しんでいる様子が会場全体に広がる幸せな時間であった。 12/19(日) マカロニえんぴつ@ポートメッセなごや :MERRY ROCK PARADE 2021に出演。新旧の曲を織り交ぜたセットリストで濃密な30分間のステージ。「僕たちは特別だから、不満や批判もひとえに受け入れる。特別なりにしなきゃいけないことがある。」と並々ならぬ覚悟を感じたMC。それでも彼らのグッドミュージックは、いつだって温かく優しくて心に沁みわたるのだ。「どんな絶望にぶつかっても、この空が晴れるその日まで。また必ず会いましょう。」という言葉から演奏された最後の曲は『ミスターブルースカイ』。どんなに時が流れてバンドが大きくなっても、やはりこの曲は彼らにとってとても大事な一曲。多くのマカロッカーは感動で涙を浮かべたに違いない。 12/19(日) 打首獄門同好会@Zepp Tokyo :ライブイベント「LIVE FACTORY 2021」に打首獄門同好会が出演。1曲目「新型コロナウイルスが憎い」からまるでコロナへの鬱憤をぶつけるように皆で一斉に拳を突き上げ、会場は一体に。続く「筋肉マイフレンド」では途中、観客全員でスクワットする時間があるなど、打首にしかできないライブが展開される。終盤は「牛乳推奨月間」「島国DNA」と続けて会長が言う。『酪農を応援した。漁業を応援した。…あとは農業だろう!』この日の最後は「日本の米は世界一」!全9曲、Zepp Tokyoでの最後にふさわしいアクトだった。選曲は、転調がライブだと痛快すぎた「布団の中から出たくない」を。 12/19(日) キュウソネコカミ@Zepp Tokyo :ライブイベント「LIVE FACTORY 2021」にキュウソネコカミが登場。リハから全力で盛り上げ、本編も「推しのいる生活」「ビビった」とライブ定番曲でフルスロットル。彼らにとって最後のZeppTokyoということで気合がひしひしと伝わってくる。中盤、休養中のカワクボの代わりにベースを鳴らしているPCが不調に。急遽セトリを変更したり、普段喋らないオカザワが率先して喋るなど、思わずヤマサキセイヤが『めちゃライブしとるやん!』とツッコむ。こんなシチュエーションも "楽しさ" に変換できるのがキュウソで、会場の一体感を生み、後半は「The band」「3minutes」と彼らのロックバンドスピリットを全力で表現!『最後のZeppTokyo、憧れのファクトリー出られて嬉しかったです!ありがとう!』と叫び、スペシャルなアクトは幕を閉じるのだった。 12/20(月) PEOPLE 1@O-EAST :2021年6月に初ライブをして、まだ5回目のライブでもうO-EASTを埋めてしまう彼らの勢いがライブでも発揮される。序盤からバリエーション豊かな楽曲を次々披露し、観客は身体を揺らしたり拳を突き上げたりと自由な空間が広がる。中盤の「ライカ」「常夜灯」はメンバーも座って歌うなど、強弱を付けて惹きつける。さらにゲストでWurtSも登場し、大きな拍手に包まれる中、「リトルダンサー」を披露。MCでは活動当初のことを話し、その頃の想いを閉じ込めておこうとして書いたという「113号室」へ。PEOPLE 1はこれからさらに大きくなっていくだろうけど、この曲がいつでも彼らとファンを繋いでくれる、そう感じるパフォーマンスだった。アンコールでは再びWurtSが登場し「分かってないよ」を演奏し、大盛り上がりでライブを締めくくった。 12/21(火) Doxie@下北沢LIVEHOLIC :下北沢LIVEHOLICで開催された「現実と幻想の境目」に出演したDoxie。ギター、ベース、ドラムが向き合うステージセット。キャッチーなメロディーと緩急のある楽曲の展開に、一音たりとも逃してはいけないと感じた。ライブでしか体感することができない貴重な時間だった。 12/21(火) DeNeel@下北沢LIVEHOLIC :下北沢LIVEHOLICで開催された「現実と幻想の境目」に出演したDeNeel。フロアを揺らすグルーブとVo.中野 エイトの伸びのある歌声に一瞬で虜になった。ステージとフロアを一体にさせるライブアクトも魅力的。この日初披露の最新曲「DOLL」をピックアップ! 12/23(金) なきごと@USEN STUDIO COAST :[NOiD]FESTIVAL 2021のO.Aとして出演。最初で最後のコーストは、自身が所属するレーベル[NOiD]主催フェスの憧れのステージということで、様々な想いが巡っていたはず。「NOiDは言葉を大事にするレーベルだと思っています」という言葉の通り、一つ一つの言葉に想いを込めて丁寧に紡いでいく姿と、この一度きりしかない最高のステージを心から楽しんでいる姿に心打たれた。Amelieからバトンを受け継ぎ、偉大な先輩方の背中を追いかける彼女たちにしか作れない素敵な時間に、フロアの観客も一瞬たりとも見逃すまいと食い入るようにステージを見つめていた。このステージをきっかけにまた一回りも二回りもバンドとして成長しただろう彼女たちの勢いは止まらない。 12/28(火) SUNNY CAR WASH@Zepp Divercity Tokyo :多くのロック好きを魅了してきたSUNNY CAR WASHのラストライブ。この日は元メンバーの畝狹怜汰がサポートドラマーを務める。ライブは「それだけ」でスタート。岩崎優也(Vo, G)は『僕達のラストライブにきてくれてどうもありがとう。最後まで楽しんでいってください!』と笑顔で話す。最後のライブ、しかしそこに見えるのはパーティ感ある装飾のステージでとにかく楽しそうに演奏する3人の姿。ライブ中に『緊張や寂しさより楽しいが勝つ』とBa.羽根田は話したが、おそらく多くの観客も同じ気持ちだったはずだ。リリースされたばかりの新曲「ダーリン」「TOKKO」などもまるで長年の定番曲のように会場は盛り上がりを見せる。バンドの軌跡そのもののセトリでキラキラした時間はあっという間に過ぎ、最後は「ティーンエイジブルース」で大きな拍手の中ステージを後にした。アンコールに応えてステージに上がると観客に写真を取ってほしいと呼びかけるほんわかシーンも。最後は音を鳴らす喜びそのままに「カーステップ」を披露し、ラストライブは幕を閉じた。 12/29(水) BIGMAMA@Zepp Tokyo :「Zepp Tokyo Thanks&So Long! Livemasters Inc. 10th Anniversary presents. "GT-Z 2021"」に出演。2018年にファイナルを迎えた年末イベント"GT"の一夜限りの復活は、Zepp Tokyoのラストを飾る3日間の初日に開催。唯一の"GT"皆勤バンドであり、毎年母の日にはZepp Tokyoでワンマンを行っていたBIGMAMAにとって、この日のライブは感慨深いものだったに違いない。「特別な日に、特別な場所で、特別なあなたに」という言葉から演奏された『SPECIALS』では、この場所が彼らにとっていかに特別だったか伝わるエモーショナルな空気に。数々のライブが行われてきたこの箱の思い出が私たちの脳裏をも駆け巡った。「ライブマスターズに、Zepp Tokyoに、年末にライブハウスに来ちゃうあなたに、ありったけの愛を込めてお送りします」と年末にぴったりな『No.9』が鳴り響くライブハウスは多幸感にあふれた。演奏後深く頭を下げて去ったVo.金井政人の姿がとても印象的であった。Zepp Tokyoのラスト、2021年のラストを飾るに相応しいライブであった。 12/30(木) Organic Call@阿倍野ROCKTOWN :「ロッキン・ライフの中の人」主催ライブのトッパーでOrganic Callが登場。『ライブハウスへようこそ、最高の場所だぜ!』Vo.ヒラタナオヤが開口一番に話すと、1曲目「茜色、空に灯す」へ。一気にフロアの空気を掌握し、まさに最高の場所に変えると最新曲「Hello My Friend」「眠れない夜には」と続ける。『大きなステップっていうのは俺らにはないんだな、そう思います。でもいつでもライブハウスで待ってると言えるバンドに、地道に。俺らが信じてる音楽を鳴らして帰ります』そう話してからの「朝焼けに染まった街へ」が涙腺を刺激しないわけがない。締めくくりは「海が見える街」。最後の歌詞 "離れないように" になぞらえて『愛しているなら!本当に大切なら離れるなよ!』と叫ぶと、大きな拍手が会場を包んでいた。 12/30(木) ザ・モアイズユー@阿倍野ROCKTOWN :「ロッキン・ライフの中の人」主催ライブ、2番手はザ・モアイズユー。ライブは「花火」でしっとりスタート。そこから2曲目の「光の先には」で一気にロックモードに転換!サビでは観客が拳を突き上げて盛り上がる。続いて演奏された「MUSIC!!」では皆で手のひらをステージにかざして音に乗る。この曲が演奏されるようになってライブがより多彩に、より楽しくなったし、何よりこの曲が作り出すハートフルかつハイテンションな雰囲気が好きだ。音源で聴くのとは一味違う、ライブバンドの一面が見られる2021年最後にふさわしいアクトだった。 12/30(木) カネヨリマサル@阿倍野ROCKTOWN :「ロッキン・ライフの中の人」主催ライブ、3番手はカネヨリマサル。「いつもの」と「ガールズユースとディサポイントメント」でフロアを温めると、歌詞に"新大阪"が出てくる「春」を続け、ここまでは真っ直ぐなロックで音を鳴らせる喜びを観客と分かち合うようなライブを繰り広げる。Vo&Gt.ちとせみなが『失恋した人、傷ついた人、みんなに届きますように…』と言葉を絞り出すように話して「ネオンサイン」へ。切ないけど温かさも感じる最新曲で空気をガラリと変え、バンドの成長を見せつけた。MCでは6年ぶりのROCKTOWNで当時は集客も厳しく、ライブで何を伝えたいかも迷っていたと話す。この日のアクトは、そのときのリベンジというには十分過ぎるほどの熱狂であった。 12/30(木) The Songbards@阿倍野ROCKTOWN :「ロッキン・ライフの中の人」主催ライブ、4番手はThe Songbards。1曲目の「夏の重力」を音源にはないコーラスワークで始め、一気に観客を引き込むと「悪魔のささやき」でさらに彼らの世界観に染めていく。MCでは主催者への感謝と、出身の関西で年末にライブができることを喜ぶ。「窓に射す光のように」ではミラーボールがゆっくりと回り、まるで穏やかな光を浴びているような心地よさ。照明がブルーに変わって演奏された「ブルー・ドット」は真っ直ぐな歌声と抜群のアンサンブルにグッときた。たしかな演奏力に魅了され、立ち姿から鳴らす音楽まで美しいと感じるアクトだった。 12/30(木) ココロオークション@阿倍野ROCKTOWN :「ロッキン・ライフの中の人」主催ライブ、トリで登場したココロオークション。「星座線」「スーパームーン」と夜空がテーマの2曲でライブの序盤を幻想的に演出すると、『冬の曲やります』と告げて「スノーデイ」を披露。12月末、冬のど真ん中にこの曲を聴けたことが嬉しい。後半は一気にロックに振り切って畳み掛ける。特に「フライサイト」での手拍子の渦はほんと素晴らしい光景だった。『少しでも前向きな気持ちで生きれたらと思って書いた曲』と紹介して「魔法みたいな」を披露し本編は終了。アンコールでは「ヘッドフォントリガー」で盛大に盛り上げ、イベントを締めくくった。 12/30(木) Lym@下北沢MOSAiC :「COUNTDOWN MOSAiC 2021-2022」のDay3のトッパーを飾った、Lym。ライブは最新曲「終電に揺られて」からスタート。Vo.たかぎれおの優しい歌声と繊細なバンドサウンドに包まれる心地よい時間だった。改めて、Lymの音楽は心に寄り添ってくれる音楽だと感じた。 12/30(木) suisei@下北沢MOSAiC :「COUNTDOWN MOSAiC 2021-2022」のDay3に登場した名古屋のバンド、suisei。キラキラと弾けるようなポップサウンドとVo.Syn.の朝の歌声に魅了されること間違いなし。 12/30(木) 明くる夜の羊@下北沢MOSAiC :「COUNTDOWN MOSAiC 2021-2022」のDay3に登場した千葉県佐倉市、明くる夜の羊。「コロナ禍でこれまでのようなライブの感じではないけど、その分1人1人に対してを強く意識するようになった。」というVo.Gt. カワノユイのMCの言葉の通り、歌詞、サウンドがより近くに感じられるようになった。
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