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【ライブショートレポは説明文をスクロール🔽】 日々ライブハウスを駆け巡る、AWA MOSH PITクルーが毎月素晴らしかったアクトをライブショートレポと一緒にお届け🔥 2023年8月もAWA MOSH PITクルーは多くのライブをチェック。その中から15アクトをピックアップ! ライブハウスやアーティストへのエールも込めて、今月もこのプレイリストをお届けします。ライブレポから当日の熱気やバンドの魅力を感じてもらえたら嬉しいです☺︎ 📝ライブショートレポ by AWA MOSH PITクルー 8/10(木) トンボコープ@新宿Marble :2023年夏始動の新宿歌舞伎町サーキットフェス『歌舞伎町 MUSIC CHRONICLE』。そんな記念すべき第1回のトッパーを任された、トンボコープが新宿Marbleに登場。開場前から長蛇の列が並び、ライブハウスはあっという間に満杯になり、開演時には入場規制がかかるほど。開演時間になり、メンバーがステージに登場し、ライブは「ストーリーモンスター」からスタート。手を突き上げ、一緒に歌い、一瞬でライブハウスが一体となった。セットリストでは「ストーリーモンスター」や「過呼吸愛」などのアップチューンから、バラードナンバーの「嘘だって」や「夢の10年後」なども披露。MCでは、高校生時代に通っていたライブハウスに、今はステージに立ってライブをしている自分がいる、好きなことを信じて続けてきたからこそ見える景色があるから全力で好きなことをやって欲しいと話す。その言葉のとおり、ステージもフロアも全力で楽しむ、まさに「Now is the best!!!」のアクトだった。 8/10(木) Blue Mash@新宿LOFT :『歌舞伎町 MUSIC CHRONICLE』の新宿LOFT HALLのトッパーを飾った、Blue Mash。ライブは「東京ラストティーン」からスタート。熱い想いがこみ上げてくるナンバーから「海岸線」で一気にライブが加速。MCでは、この日の数日前に開催された『閃光ライオット2023』のファイナルについて触れ、そこで何も獲れなかった悔しさを口にした。ライブハウスバンドのBlue Mashがライブにかける想いの強さを改めて感じた言葉だった。この日は新宿LOFT HALLに居る人たちだけに向けてのライブ、ライブハウスでしか出会えないBlue Mashが今日もいた。そんなライブのセットリストから「2002」をピックアップ。大阪寝屋川ロックバンド、Blue Mashの勢いはとどまることを知らないだろう。 8/10(木) リスキーシフト@新宿LOFT Bar :『歌舞伎町 MUSIC CHRONICLE』の新宿LOFT HALLでの熱いBlue mashのライブから、新宿LOFT BARに移動。リスキーシフトの「メタスラ」からライブがスタート。リスキーシフトのライブは曲と曲の間の繋ぎも魅力的で、この日も「メタスラ」「ゆれる」「NO SMOKING」と流れるように展開。筆者はリスキーシフトのライブは何度も観ているが、毎回、演奏力の高さ、音圧の緩急、どこをとっても他には類を見ないバンドだと感じるばかりだ。この日は新曲「ミュージック」を披露した。今年リリースした「ゆれる」「NO SMOKING」で見せた爽やかさや揺れる感じとはまた違った一面を感じながら、オルタナティブなロックサウンドを感じることができた。ライブの終盤は「FLASH BACK」「限界少女」と続き、ラストも「メタスラ」で締めくくるのだった。 8/10(木) 35.7@新宿LOFT :『歌舞伎町 MUSIC CHRONICLE』の新宿LOFT BARでのオルタナティブなリスキーシフトのライブから、新宿LOFT HALLに移動。既に満杯のフロアを前に、35.7のメンバーがステージに登場。ライブは「ふたり」からスタート。35.7の魅力の一つが、ライブでの力強さとMCでのGt.Vo.タカハシの天真爛漫さのギャップであろう。この日もメンバーにセミの鳴きまねを振ってみたり、この後登場するペルシカリアのメンバーをいじる場面もあったり、底抜けに明るくフロアを暖かく盛り上げた。和やかなMCから、ライブではこの日「祝日天国」のサビでフロアにマイクを向けてシンガロングを起こしたりと、しっかりとライブバンドの35.7も見せてくれた。この日のラストナンバーは、前日にリリースされたばかりの新曲「Hurtful」。Gt.かみのはらの鋭さ光るギターリフのイントロが、ライブではさらに際立つ。9月からGt.かみのはらが一時的にバンドをお休みに入るが、またこの4人でステージに戻ってくることを心から楽しみに待っていたいと思った。 8/11(金) Chilli Beans.@石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ :「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO」にChilli Beans.が登場。リハから若い世代を中心に多くの人が集まるdef garage。1曲目は「School」。Moto(Vo)とMaika(Ba&Vo)の歌声、息の合った演奏が軽快に響くと一斉に観客の手が上がっていく。Lily(Gt&Vo)の歪んだギターイントロから始まった「rose」では”Sha-li-la”の部分はシンガロングに。Motoが自分のサングラスをLilyにかけると「duri-dade」へ。シンガロング、手拍子が自然と起こる中、メンバー全員でドラムを叩くパフォーマンスでさらに熱気が高まる。MCでは初ライジング出演を喜び、気候は予想外の暑さだったようだが、後半戦は「See C Love」「lemonade」と人気曲を連投。3人息ぴったりで左右にステップを踏むと観客もそれに合わせて身体を揺らす。最後はライブ定番「シェキララ」と「you n me」で締めくくり。北海道にもチリビがしっかり浸透しているのがわかる盛り上がりでその実力をとくと見せつけた。また来年もRSRでシェキララしたい。 8/11(金) yonawo@石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ :「RSR2023」1日目は18時を回ったところ。広大な大地に夕陽が落ちていくのが見える最高のロケーションでyonawoが登場。「After Party」ですぐにyonawoの極上のグルーヴが大地に広がる。Radiohead「High & Dry」カバーも盛り込み一気に引き込むと、『晩酌のお供に聴いてください』と話して「焦がれNight」。さらに出身地を歌った「天神」と続けた頃にはみなyonawoの虜に。Vo.荒谷翔大は観客との掛け合いを楽しんだり、マイクのアクシデントでお茶目な一面を見せるなど良い意味で歌唱時とのギャップを見せ、それもライブの空気感を優しいものにしていた。後半にはどんぐりずがステージに上がり「Rhodes feat. どんぐりず」を披露!観客みなで手を上げたり振ったり、手拍子したりとこの日一番の盛り上がり。何より2組が心の底から楽しそうにコラボする姿が輝いていた。最後は再びメロウに「矜羯羅がる」と「tokyo」で締めくくり。幻想的に、これでもかと観客をうっとりとさせてステージを後にするのだった。 8/11(金) PEOPLE 1@石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ :「RSR2023」完全に陽が落ちたEARTH TENTに人が押し寄せ、SEで大きな手拍子が起こると1曲目は「Ratpark」。ライブではDeuのボーカル中心でよりロック感の強まったサウンドが会場に轟く。「DOGLAND」でさらに加速させ、「フロップニク」では自分たちを『インターネットからやってきました!』と紹介するのも納得な中毒性炸裂なサウンドを鳴らす。中盤はダークな世界観で音楽性の幅広さを見せつけ、後半には「魔法の歌」「常夜燈」とItoのメインボーカル曲を連投。「常夜燈」でのアカペラで始めるアレンジには涙腺がやられた。『何でもいいから楽しんで帰ってくれ!!』とDeuが叫ぶと「エッジワース・カイパーベルト」へ。観客みんなでタオルをぶんぶん回し、テント内のボルテージは最高潮に!圧倒的な熱狂の空間を作り上げ、北の大地にもその存在をさらに知らしめる、素晴らしいアクトだった。 8/12(土) ネクライトーキー@石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ :「RSR 2023」快晴のdef garage。ネクライトーキーは2019年にRSR出演が決まっていたが、出演日が台風で中止に。そんな背景もある中で、ライブは「めっちゃかわいいうた」でスタート。後半の転調で会場のボルテージを上げると、続く「北上のススメ」ではライブ恒例のメンバー一斉に同じ方角を向くパフォーマンスで観客もそれを真似て楽しむ。"北へ向かえば" を連呼するこの曲がついに北の大地で鳴ったことが感慨深い。朝日(Gt)が『夢じゃないですか…ライジングのステージに立てていますか!?』と興奮気味に観客に問うと大きな拍手で包まれた。新曲「ランバダ・ワンダラン」ではラスサビ前のもっさの伸びやかな歌声が大空へ抜けていく感じが心地よく、観客全員でのカウントダウンから始まった代表曲「オシャレ大作戦」はメロから手拍子が巻き起こり、この日の締めは「遠吠えのサンセット」。念願のステージ、メンバーの想いが1つになり観客もそれを祝福するようなアクトだった。 8/12(土) Mr.ふぉるて@石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ :「RSR 2023」の会場は陽が落ち夜へ向かう時間帯、def garageにMr.ふぉるてが初出演。ライブは「さよならPeace」「救いようのない世界で」と世間へのヘイトやロックの衝動を爆発させる2曲で開演。 阿坂亮平(Gt) が台に上がりギターかき鳴らすと「なぁ、マイフレンド」へ。ふぉるての魅力である温かみがあるロックも交え、観客をどんどん味方にしていく。稲生司(Vo/Gt)は『初めてのライジングサン…ほんと出れて嬉しい』そう心境を語る。誰だって暗闇に飲まれる瞬間があること、でも暗い方が光を見つけやすいんだとエールを送り「夢なずむ」。さらに、『RSR 2023に最大限の愛を込めて…前向きなラブソングを!』と叫び「あの頃のラブソングは捨てて」 を披露。拳と手拍子、シンガロングと、彼らがライブバンドであることを北海道のロックファンにしっかり刻んでいく。『音楽が不安や悩みを殺せるのは一瞬かもしれないけど、みんなの笑顔を見てたら一瞬を一生続けたいと思いました!ありがとうライジング!!』そう叫び、この日のラストは「幸せでいてくれよ」。清々しいギターの音色とクラップが鳴り響き、最高にピースフルな音楽で初ライジングを締めくくるのだった。 8/12(土) キタニタツヤ@石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ :「RSR 2023」時計は25時半を指す頃、EARTH TENTにキタニタツヤが登場。ライブは「聖者の行進」でスタート。1曲目から手拍子、シンガロングを起こすと続く「悪魔の踊り方」では点滅する真赤な照明の中、激しさと妖艶さを纏ったキタニが躍動する。野外&深夜のシチュエーションがキタニの世界観とは抜群の相性。終盤には大ヒット中の「青のすみか」も披露。待ってましたといわんばかりにオーディエンスの熱気がさらに一段階上がるのがわかり、ラスサビ前にはチャイムのメロディの大合唱に。その光景に想いが込み上げたような表情で『ありがとう!!』と大声で叫ぶ姿にはグッときた。全11曲、オーディエンスとの掛け合いを楽しみながら、感謝を伝えながら、爆音を鳴らし、ときにテントをダンスフロアに変え、キタニタツヤの生き様を見せるようなアクトだった。 8/24(木) アオギリ@下北沢MOSAiC :『SOUND SHOCK TOKYO 2023』下北沢MOSAiCのトッパーを飾った、アオギリ。トッパーを任されたからには、最高の1日の始まりにするという強い意気込みをMCでもライブでも感じるアクトだった。「受動的少女」でのベースのスラップとドラムの4つ打ちのリズムで揺れたり、エモーショナルなギターリフのイントロから始まる「哀愁」、インパクトの強い歌詞とGt.Vo.山内くるみの力強い歌声が心に突き刺さる「ストックホルム」など、幅広い音楽の一面を見せてくれた。ロックバンド アオギリ の今後が楽しみなライブだった。 8/24(木) Wisteria@下北沢ReG :『SOUND SHOCK TOKYO 2023』下北沢ReGにSOUND SHOCK TOKYOのゲストとして、男女混合4ピースバンドのWisteriaが登場。平日の昼下がりの午後、Vo.ミイの力強く伸びのある歌声とラウドロックサウンドがライブハウスに響き、フロアは拳を突き上げそのサウンドに応えた。ステージを縦横無尽に使うメンバーの姿にロックバンドヒーローの姿を重ねる場面もあった。一度聴いたら耳から離れないキャッチーなメロディー、そこに洗練されたラウドロックの要素が加わったWisteriaの今後に注目だ。 8/24(木) だてぃが@下北沢MOSAiC :『SOUND SHOCK TOKYO 2023』下北沢ReGでのWisteriaのライブから、だてぃがのライブを観に下北沢MOSAiCに移動。ステージには、制服姿の女子高生がリハーサルを終えてフロアのお客さんと談笑している姿があった。これからライブが始まる前の緊張感はないのだろうか?と筆者は思ってしまうくらいのフレッシュで自然体の姿だった。ライブは「ぶっ⚫︎したい過去の記憶」からスタート。音楽に対する強い想いを込めた歌詞の一言一句が心に突き刺さる堂々としたカッコいいライブアクトに驚いた。アコースティックギターをかき鳴らしながらの楽曲もパワフルで、今後の活躍が楽しみになる時間だった。 8/24(木) 南無阿部陀仏@下北沢MOSAiC :『SOUND SHOCK TOKYO 2023』下北沢MOSAiCにSOUND SHOCK TOKYOのゲストとして登場した、南無阿部陀仏。サウンドチェックのリハーサルでは「リンダリンダ」を披露し、フロアの熱気を高めていった。この日Dr.Cho. アントニー大輝が大事を取って休んでいたが、その代役としてVo.まえすの実の兄がドラムを務めた。ライブは「青春」からスタート。熱いロックバンドサウンドの中に響くハーモニカの音色が心地よい。フロアも拳を突き上げて熱い南無阿部陀仏のライブステージに応える。続く「応援歌」「愛爆発」でさらにライブハウスの熱気を高めていき、「ONE LIFE」ではフロア全員がずっと拳を突き上げる場面を迎えた。ライブの締めくくりは「若者よ、耳を貸せ」。メンバー全員がアカペラで歌う歌い出しに、フロアも一緒にシンガロングが起きる。「ONE LIFE」の歌詞にある「俺たちがいれば大丈夫」とはまさにこの光景のことなのだろうと思う時間だった。 8/24(木) ルサンチマン@下北沢SHELTER :『SOUND SHOCK TOKYO 2023』下北沢SHELTERにSOUND SHOCK TOKYOのゲストのルサンチマンがトリで登場。サウンドトラックのリハーサルから、ルサンチマンの高い演奏力と切れのあるサウンドを見せつけてくれた。ライブは「荻窪」からスタート。イントロのギターリフは今日も切れ味が鋭かった。そのギターリフを中心に独特に展開していくメロディー、「なんて言うなよ!」と一緒に掛け声をしたり、癖になる楽曲だ。久しぶりに披露された「大団円」や、新曲「fossil」など、サーキットの持ち時間40分間を存分に使ったセットリストだった。本編ラストは「いやいやいやいや」で締めくくられた。そして1曲だけとアンコールで登場し「ニヒリズム」を披露。ライブハウス全員での「パーパラ」の大合唱は圧巻だった。
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