【LOUNGE-011】GUEST：向井太一

これまで、ブラックジュージックを軸に据えながらJ-POPとしての側面も持ち合わせる絶妙なバランスで音楽を発信してきたシンガーソングライター向井太一が、自身のイメージを一新する1枚のアルバムを世に放った。その名も"SAVAGE"。自らの経験をより忠実に落とし込んだ内省的な楽曲が並び、そのサウンドと歌詞からは彼が過去に感じた痛みや悲しみの輪郭がはっきりと浮かび上がる。彼の中にある｢ネガティブな何か｣から生まれる音楽が大きなパワーを持ち、リスナーの心を突き動かすのはなぜだろうか？今回の｢LOUNGE-011｣では彼に"SAVAGE"誕生の背景にあった思いを、初めて明かされるエピソードを交えながら語ってもらった。インタビュアーは、彼と親交の深い河嶋奈津実が務める。 インタビュアー：河嶋奈津実 / Natsumi Kawashima 10月29日生まれ、奈良県出身。R&B/HIP-HOP等ブラックミュージックに強く影響を受けた自称こじらせ音楽ファン。2014年から約5年に渡りFM802でラジオパーソナリティを務めた後、ウェブや雑誌に寄稿するライターとしてだけでなく、コンテンツの企画立案から制作まで行うキュレーター/コーディネーターとしても活動し、様々な立場から音楽に関わる。