2022年1月7日に日本全国公開されます『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
前作
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)の結末で、
クエンティン・ベックことミステリオ(ジェイク・ジレンホール)の悪だくみにハマり、スパイダーマンのマスクの下の素顔を世界に公表されてしまったピーター・パーカー(トム・ホランド)が、
その身バレの窮地から脱出するために、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に助けを求めましたが
ドクター・ストレンジが呪文をかけるのに失敗してしまい、
結果マルチバースに接続され、それぞれのユニバースからヴィランが集まってきてしまう事に。
ピーター・パーカーは、自分のせいでこの世界に来てしまったヴィランたちを
元の世界へ戻す為に奔走することになるが……
そんな並行世界が入り乱れ混乱に陥る《ホーム》シリーズ完結編。
監督は、前2作から続けて、ジョン・ワッツです。
音楽は、シリーズ通してマイケル・ジアッチーノ。
共演は、シリーズ引き続き
ミシェル・ジョーンズ(MJ)……ゼンデイヤ(ゼンデイヤ・マリー・ストーマー・コールマン)
親友ネッド・リーズ……ジェイコブ・バタロン
《ピーターのおば》メイ・パーカー……マリサ・トメイ
《元トニー・スタークの運転手》ハロルド・“ハッピー”・ホーガン……ジョン・ファヴロー
《デイリー・ビューグルのニュースキャスター》J・ジョナ・ジェイムソン……J・K・シモンズ
そして本作のスペシャル・ゲスト
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ……ベネディクト・カンバーバッチ
ウォン……ベネディクト・ウォン
ノーマン・オズボーン / グリーン・ゴブリン……ウィレム・デフォー
オットー・オクタビアス / ドクター・オクトパス……アルフレッド・モリーナ
マックス・ディロン / エレクトロ……ジェイミー・フォックス
フリント・マルコ / サンドマン……トーマス・ヘイデン・チャーチ
Dr.カート・コナーズ / リザード……リス・エヴァンス
また、トムの弟のハリー・ホランドがカメオ出演しているそうですから、どこに登場するのか?
そして、ウワサのトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドの過去のスパイダーマンたちの登場シーンはあるのか?
実に楽しみな作品です。
全米では2021年12月17日公開された本作。
木曜日(16日)の午後3時から始まった前夜祭興行だけで、
ジェームズ・ガン監督が2021年夏に公開した『ザ・スーサイド・スクワッド』の国内での最終的な売り上げ約5,580万ドルに迫る
約5,000万ドルを叩き出す《ロケットスタート》をきりました!
『アベンジャーズ : エンドゲーム』(2019年)の約6,000万ドルと
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)の約5,700万ドルに続く
史上3番めの前夜祭成績!
それを含めた初日の金曜日(17日)の売り上げが
『エンドゲーム』が記録した、史上最高の初日成績の約1億5,746万ドルに次ぐ、史上2番目の約1億2,193万ドルの成績!
これは、ライアン・レイノルズ主演の今夏の大ヒット作『フリー・ガイ』の国内最終成績の約1億2,163万ドルを初日だけで上まわってしまった事になります。
北米では週明けの月曜日(20日)に、配給のソニーピクチャーズが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の週末3日間のオープニング成績として、
《スター・ウォーズ復活》という注目度の高さから大ヒットした
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオープニング成績=約2億4,797万ドルと同じくらいいくか!?
と、期待をされていましたが、予想を上まわった約2億6,000万ドルを記録した事で
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のみならず、
同じマーベルのヒーロー大集合映画の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)までを超えて、
全米映画興行史上2番目の超特大の封切りヒットを達成してしまいました。
全米映画興行史上の歴代封切り成績のランキングと最終的な国内の売り上げの中に当てはめると
第1位 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年) 3億5,712万ドル(4,662館)
興行収入8億5,837万ドル
第2位 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 (2021年)2億6,000万ドル(4,336館)
いくらになるか?
第3位 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 (2018年) 2億5,770万ドル(4,474館)
興行収入6億7,882万ドル
第4位 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 (2015年) 2億4,797万ドル(4,134館)
興行収入9億3,666万ドル
第5位 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年)2億2,001万ドル(4,232館)
興行収入6億2,018万ドル
と、歴代興行収入にどれだけ迫れるのか?と、期待をされています。
ここまで稼ぐと《ホーム三部作》の続編も準備されているようです。
このほど、マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長は
「私たちは物語が次に向かう先を積極的に企画開発している」
と第4弾の準備をしていることを明かしました。
一方、ソニーの元重役でプロデューサーのエイミー・パスカルは、続編の内容について
「スペクタクルという点では、これまでを超えようと考えてはいません。映画のスケールがアップしても、いい結果にならないことはよくあるので」
「これ(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)は、
マーベルと一緒に作る最後の映画ではなく、最後のスパイダーマン作品でもありません。
私たちはトム・ホランドとマーベルと次のスパイダーマン映画を作る準備をしていますが、
私たちはそれを3つの作品として捉えていて、これから次の3つの映画に進むのです。
私たちのMCU映画はこれが最後ではありません。」
とコメントしています。
スパイダーマン役のトム・ホランドは、次期007 にも名乗りを上げているので、どうなる事か…
また、多様性の時代の為、トム・ホランドも、制作側も
もう少しジェンダーの平等を大切にし《スパイダーウーマン》を主役にすることも、検討すべきだと思っているそうです。
さあ、トム・ホランドの《ホーム三部作》は、次につなげられるのか!?
2022年、初春の公開です。どうぞ、お楽しみ下さいませ🙇♀️
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