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説明文

男の子なら誰でも戦争が好き♡なのかもしれない。戦争ごっこ。なら楽しそうだ。ある意味スポーツなども疑似戦争のようなものだ。みんなやるのも観るのも好きでしょう。あのワクワクは戦のワクワクに似ている。命を獲ったり獲られたりしないだけ安全だ。そのうえそこにはれっきとしたルールがある。すべてのプレイヤーがルールに則った上で死力を尽くす。そこに観る者を感動させる何かがあるのだ。ルールを無視して反則を繰り返すような人間は卑怯者と罵られるだろう。 同じように戦争にもれっきとしたルールがある。最も守られなければならない大事なルールとは戦闘員以外は殺さないということだ。1899年に採択され計44カ国が調印したハーグ陸戦条約には戦争上のルールが事細かく規定されている。ところが長年に渡って帝国主義の名の元に殺戮と略奪を繰り返してきた欧米列強の国々にはこれを徹底して遵守することは難しかったようだ。唯一これを軍律厳しく固く守って戦ったのは日本軍ぐらいのものだ。イギリスとの同盟関係から第一次世界大戦に参戦した日本軍の規律正しい行動は世界各国に称賛されるほどのものでありその後日本は非白人国としては唯一の国際連盟加盟国となる。その国連の場で日本が訴えたのは人種差別の廃止。当時アジアは日本とタイを除くすべての国々が欧米列強の植民地であり日本だけが何とか自力で独立を保ち得た国であった。しかしこの日本の差別撤廃の主張に賛同する国はあったものの米大統領ウイルソンの鶴の一声で却下されてしまう。その後はこの白人国と対等であろうとする生意気な日本をじわじわと締め付け次第に列強諸国が支配する世界で孤立させていく。そして追い込まれ切羽詰まった状態で日本が開戦せざるを得なかったのが先の戦争だ。 開戦に至るまでの経緯は昭和天皇の開戦の詔書にも書かれておりその目的も〈東亜の安定と自存自衛のため〉とはっきり書かれている。このような日本にとっての大事な一次資料とも云うべきものが現在に至るまで無視され続けているというのは何とも奇妙な話だ。日本のこの戦争に対する言論空間というものが敗戦以来ずっと閉ざされたままなのだというこの当たり前の不自然さにそろそろ気づく時だ。 そもそも互いに対立する両者のどちらか一方の主張しか認めないという態度は全く公平性に欠ける。そこには紛争解決のための理性的な配慮は皆無となり結局戦争によってどんな手段を使ってでも相手を亡ぼし尽くす所にまで向かわざるを得ない。それが現実にアメリカが日本に対してやったことだろう。アメリカは戦争のルールを完全に無視し大空襲と二度の原爆投下で民間人を標的とする大虐殺を行った国だよ。つまり僕が云いたいのは次のこと。勝者の主張する正義だけが正義とは限らない。云うまでもないことだ。 このことは現在のロシアのウクライナ侵攻についても同様。ロシアの立場やプーチンの主張を一方的に無視する報道のあり方は全く公平ではない。アメリカの左派メディアの報道の垂れ流し機関に過ぎない日本のメディアとそれを鵜呑みにする日本国民の情けなさ。かつて自らがやられたことを恥も外聞もなくロシアに向けて投げつけるような錯乱した思考回路しか持てないのか。 そろそろ日本人も世界の現実と歴史を出来る限り正しく把握する努力をした方がいい。そういう努力に対して歴史修正主義とかいうレッテルを貼って思考停止するのもそろそろ止めにする時だ。 前世紀から間断なく続く戦争を裏で仕掛けているのはいったい誰か?フセインでもなければプーチンでもなくましてや東条英機ではさらさらない。常に戦争によってボロ儲けしてる奴らが現実にいるということだ。それってすでに常識だろう。 同じことはコロナの世界的パンデミックとワクチンの関係でも云えること。裏で仕掛けてボロ儲け。全く同じ構造なんだよ。この現実にもうそろそろ気づくべき時だよ。
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