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説明文

配信停止の楽曲がありましたので、再編集させていただきました。 出勤の車内… 細かなことでイラつく自分がいる。 何をそんなに怒っているのか? 何が気に入らないのか? 正直、自分でもわからない。 でも… でも… ボタンのかけ違えたシャツのように… 違和感がある。 そんな日々の中で… ある朝、いつものように出勤していた。 眠くはなかったが、頭の中がスッキリしなかった。 何かに当たりたいかのように、イラつくことを探した。 けれど、今朝は何もなかった。 車窓… 雲間から、朝陽が射し込んでいた。 高齢のご婦人が、座席で居眠りをしていた。 握りしめた手から、何かが落ちた… ご婦人は気がついていない。 周りは気が付いているのに、誰もそれを拾わない。 鍵とキーホルダーだった。 可愛いキャラクターのキーホルダーが転がっていた。 ちょっと距離があったが、近くの人々は誰も動く気配がなかったので… 自分が近づいた。 キーホルダーを拾い、ご婦人に声をかけた。 「落としましたよ…」 目を覚ましたご婦人は… 「孫からもらった大切なキーホルダー」だと私に説明した。 落ちたものを拾うだけ… 声をかけるだけ… それだけで、何故か清々しい気持ちになれた…。 近くの拾わない人に、ちょっとイラついたけど… そんなことはもうどうでも良かった。 少しの勇気と… 少しの優しさで… 人は幸せを得れる。 拾われた人も… 落とした人も… 互いが素敵な気持ちになれるのなら… 勇気を出して良かったと思う。 声をかけて良かったと思う。 そんな小さなことの繰返しが… 世界を幸せで平和にするのかもしれない… なんて、かなり飛躍的な考え方になる自分がいた。 そんな朝から小さな幸せを手に入れた自分は… この幸せをお裾分けしないとね… そう感じながら…この8曲を選曲しました。 いつも… 「音楽と共にあらんことを…」 front 「 oshiri ' s bar 」master
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