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     わたしが自分を“ 責める ”より先に、     “ 許す ”ことを覚えた記録。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ はじまりはそう、 ある日、息するだけで、背中と肋骨に ピキッて電気が走るようになってしまって 物理的に動けない、寝返りも打てない、 起き上がれない状態になった。   ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ それでもその身体を 引きずってでも、仕事に行ってた。 それがプロ意識だと思ってた。 それまでの私は、仕事を 休むなんて考えられなかったから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   でも覚醒してから、 本当の生き直しが求められて 今までの生き方の癖を自分の身体という 人質を使って学ばされることになる。  ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 人間の脳は20%しか使ってないって  聞いたことない? 人間は、覚醒すると、 そのリミッターが外れて 使えるようになる。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ わたしは“ 感性特化 “だから それが100%感じる能力になってしまう。 言い換えれば、覚醒前は、 気持ちひとつで無理ができる身体、 覚醒後は、気合いと根性では 物理的に無理ができない身体になる。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ その最初のトレーニングは キャパを超えることだった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ " 限界なんて自分で決めれる " " 自分が自分を一番よく知ってる " って思ってたけど、 本当にキャパを超える時は、 ヤバイと思った時にはもう手遅れで、 わたしはベッドの上で、文字通り 指一本すら動かせなかった。 漫画みたいな話でしょ。 ほんとに1ミリも動かせないの。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 泣きじゃくって、 昔、限界だったかもしれない あの人のことを、思い出した。  ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ こんな気持ちだったのかと 胸をえぐられる気持ちだった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ それと同時に今、自分の身体が、 全く動かない状況に。   泣きすぎて、水が飲みたいのに   水すら取りに行けない自分に。      むせび泣いたあの日の夜が、  私にとって一生、忘れられない恐怖で   『 自分の限界を知った夜 』だった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ それからもまだ地獄のトレーニングは続く。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ わたしはF1型の人生だから、 成長のスピードが早い代わりにとにかく 次から次へと課題を詰め込まれる。 まるで漫画の主人公みたいな 鬼の特訓とも言えるような修行。 それもかなり粗治療で。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 真冬の中、神経丸出しの状態で 身ぐるみひとつ剥がされた姿で 放り出される気分を想像してほしい。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ それで、いきなり、 『 あなたは、 今日から人のエネルギーに        身体的に影響を受けます 』 ◎ 対策は仕事量を減らす、 ◎ 出勤日を減らす、 ◎ あと自分の気持ちに嘘をつかない (それは愛想笑いも含む)  って勝手に新ルールを決められて、 『 わたしはそんなの生きていけない 』 と猛反発するが、  結局それを、一つ一つ     やらされることになる。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ なぜなら、 あのキャパを超えた日の 『 恐怖 』を身をもって知っているから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 少しでも無理をしようとすると というか、 こんなことで?っていうことですら、 身体にはダメージがくるから     もう、気が気じゃなかった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 仕事のシフトを出すのすら怖かった。   予定がなかなか立てられなかった。 シフトの期限ギリギリまで 自分の体と相談した。     仕事の制限もかけた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ あれほど休むのが たまらなく嫌だった自分が、     出勤当日であっても、 『 これは行けそうにない、 行ったら帰れなくなるかもしれない 』 そう感じたら、ちゃんと " 休むという手段 " を 選べるようになっていた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   その次は境界線の練習。 では、自分のエネルギーを奪われずに どう仕事をするかを求められた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ “ 自分の本音に忠実に “ でも遠回しな言い方ではなく、 誤魔化さず、 それでいて、相手の尊厳は傷つけない、 そんな言い回しを どうしたらいいのか考えた。   ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ だけどわたしは、どうも、 遠回しでやんわりとした 優しく言わなきゃ!みたいな セリフっぽいのがダメみたいで、    オブラートに包むのではなく ハッキリ物事を言いたかった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ でも、ストレートに言いすぎると   相手の尊厳を傷つける         可能性が出てくる。   だから在り方を伝えることにした。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ わたしは接するなら、   人と人とで繋がっていたい。   それが自分の核だと気づいたから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    そうするとお客さんとの        関係性も変わった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   上辺でしか繋がれないものだと         思っていたのが、      わたしは嬉し涙を流したり、    自分の体験をも      話すようになっていた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼      お客さんに対しても、 幸せを本気で願えるように     なっていた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ こうして境界線が引けるようになった後、 今度は怒りの感情のコントロールが始まった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 元々、わたしは 怒りやすい性格だったけど、   とは言っても、 人様の前でキレる程ではなかったのに ある日急に、わたしはお客様に ブチギレてしまう。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ あ、と思った瞬間には手遅れだった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 理由は"ウソ"をつかれたことだった。 してないことをした、と言われた。 ただそれだけで わたしの怒りのスイッチは プッツンといった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 自分でもびっくりした。 そこからコントロールできない自分が 怖くなって休業することになる。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼  家でも、キレた時の 破壊衝動はすさまじくて 瞬間湯沸かしと言われればまさにそう。 大事にしてたぬいぐるみを 投げてしまったり、 本当に自分が   自分じゃないみたいで怖かった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ もう誰も傷つけたくないのに 自分のことも傷つけたくないのに 傷つけてしまいそうな自分が居ることが 怖くてたまらなかった。 爆弾を抱えてるような気持ちだった。   ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 思い返せば、覚醒してからの毎日は 爆弾を埋め込まれて、その爆弾が 爆発しないようにどう生きるか   それを考えさせられる日々だった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ そして、わたしが生まれ変わった   8/3はこの日だった。 正直、今までの◯年間も辛かったけど、 覚醒してからの方が辛かった。 身体も心も。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼      課題の一つである、   『 親や家族との関係性の見直し 』 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   それにも一人一人、向き合った。    でもどんなに向き合っても  自分がそうだったように、   人は自分が経験したことじゃないと     理解できない生き物で。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    それは年齢でもなければ、  親だから理解できるって話でもなくて、      結局大事なのは形ではなく、   どこまで、いっても         人と人なんだと思った。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼       わたしはもう、家族に   理解を求める気持ちを手放した。   ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ だって、わたしは、ただ、  『 あなたはあなたで、辛かったんだね、      傷ついたんだね、ごめんね。 』 って言って欲しかっただけだったから。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼        過去を精算して、    後腐れなくいたかったし、    抱きしめて欲しかっただけ        なんだけどな。。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    伝え方もすごく繊細に考えた。    相手の背景を尊重しながら、   だけど自分が抱えてたきもちを        本気でぶつけてみた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    でもどれだけ配慮をしても   わたしが願ってた、             『 受け止める 』       っていうのは難しいみたいで、  父からはそれを今更どうしてほしいのか    謝ってほしいのかと言われ、   その言葉を聞いた瞬間        冷めてしまった自分が居た。   ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   母は逆上して、わたしを脅す有り様。    おばあちゃんにされたことも      わたしにしたことも     じぶんで認められず、        そんな自分から逃げて、   向き合おうとしない。  その為なら正論で身を守ろうとして、   まだ、わたしの本音を          潰そうとするのか。    この人は何年経っても、    本当に何も変わらないんだなと思った。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   その瞬間、わたしの中で          親の幻想が崩れた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼      唯一の希望だった妹は妹で、     わたしの本音に向き合いきれず、       逃げたまま。   わたしは家族と     一定の距離を置くことにした。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   こうやって手放しが進むに連れ、     すごく切なかった。   わたしの精神は        どんどん成長していくのに   止まったままの人に何を言っても   気づいてはもらえない寂しさ。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    だけど、もう自分は      そこに留まりたくない。   “ あとはあなたの課題だからと“   そっと自分の中で区切りをつけて、         離れる寂しさ。   肉親って1番近い       存在だと思ってたのに    1番難しく、遠く感じた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼     覚醒して、沢山涙した。   苦しい涙、切ない涙、嬉しい涙。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    今の課題は自律神経の問題。       病院行くのも勿論だけど、  自分の神経が昂る瞬間を       どうコントロールするか。     感覚過敏とどう付き合っていくかが        今のわたしのリアルな課題。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼   でも今こうして振り返ってみると、   休むことすらできず、       身体を引きずってまで   仕事に行っていた私が、           仕事を休業して、    昨夜は、夜風に吹かれるだけで        気持ちくて   コンビニでアイスを選ぶだけでも       嬉しくて、  満月が見えただけでも満たされてた。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    不思議だよね。    生き方を変えるって。    自分の本音を大事にして、         思ったように生きるって  簡単じゃないけど、       それの殻を破れば、    自分に優しくなれてるって        ことなんだとおもう。   ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼    ねぇ、人間って     なんで自分に優しくする、   そんな一見簡単そうに見えることが     一番難しいんだろうね。    わたしもまだその途中にいる。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 崩壊 💥→ 苦悩 🤯→ 再生 🤢→ つながり🤝   1️⃣Fight The Blues  → はじまり。  静かな“戦い”の中での苦しみ。  無理して笑ってる頃の自分。 2️⃣ BADモード   → 無理が続いた結果、心が落ちていく。 “どうにもならない日々”。 3️⃣ 忘却 feat. KOHH  → 忘れたい、消したい、感じたくない。 “あきらめと絶望”の影。 4️⃣ Be My Last  → 愛を求める気持ちと 「これで最後にしたい」儚さと願い。 5️⃣ 蹴っ飛ばせ!  → 感情の反転。“今の自分をぶち壊す” ような目覚めのエネルギー。 6️⃣ PINK BLOOD  → 内面の強さと繊細さが共存してる。 “もう傷つかない”ために生きるモードへ。 7️⃣ 誰かの願いが叶うころ  → 世界への理解とやさしさ。 今まで見えなかった“他者の痛み”に 気づき始める。 8️⃣ HEART STATION  → 繋がる、届ける、愛の周波数。
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