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むー のクロスオーバーイレブン Vol' 18《ノイエ・ドイチェ・ヴェレ》……「クラウス・ノミよ永遠に……」

Playlist byむー

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  • 2021.10.16
  • 29:48
  • 8曲
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説明文

クロスオーバーイレブン第18弾は、1980年前後のドイツ・ミュージックシーンの特集です。 TBSの『ドリームマッチ2020』での、ハライチ岩井と 渡辺直美 の 《塩の魔人と、醤油の魔人》のネタを見て、 《クラウス・ノミ オマージュ = 塩の魔人》の岩井の姿に クラウス・ノミが聴きたくなり、このような特集を組んでしまった訳です。<(_ _)> ノイエ・ドイチェ・ヴェレ(ドイツ語: Neue Deutsche Welle, N.D.W)は、 1976年頃から、1980年代初頭に絶頂期を迎えた、ドイツ語で歌われたパンク・ロックやニュー・ウェイヴを指します。 当時のドイツは二つに分かれていて ドイツ民主共和国 = 東ドイツ ドイツ連邦共和国 = 西ドイツ と呼ばれていました。 ( ちなみに、ドイツ再統一は、1990年10月3日、ドイツ連邦共和国 = 西ドイツに、 ドイツ民主共和国 = 東ドイツが編入されました。) N.D.Wは、西ドイツで起きたミュージック・ムーヴメントです。 パンク等の新しい音楽の波を受け、西ドイツでもこういう時代の流れの影響を受けた若い世代、 またはそれよりも少し上の世代が自主レーベルを立ち上げ、自分たちの音楽を独自で流通させ始めて行きます。 彼らのようなドイツにおけるインディーの始祖たちが、1979年に服屋の奥を借りて『Zensor-Schallplatten』というレコードショップを開店し、 英米の輸入盤を扱っていただけじゃなく、 ドイツ産の無名なタイトルを売るために店内に設けた「Neue Deutsche Welle」というセクションがその後のミュージックシーンを作ることになります…… ①『ノミ・ソング』(81年)by クラウス・ノミ…… 《 AIDS で死んだ初の有名人》……という悲しい名称を持つ クラウス・ノミ …享年39歳 この歌のビジュアル(白塗りの顔に中世ヨーロッパ風の服装)は、宇宙からの来訪者の物語の中の主人公なんだそうです。 『2020年 ドリームマッチ』(TBS系)のハライチ岩井の《塩の魔人》の元ネタですね。 ②『秘密警察』(81年)by ファルコ…… 『ロック・ミー・アマデウス』(85年)で有名なファルコ。 最初にヨーロッパでヒットさせたのが『秘密警察』 一般には1982年のアフター・ザ・ファイヤーによるカバー曲の方が有名かも。 ファルコも早死で、1998年に40歳でお亡くなりになってます⤵ ③『ダー・ダー・ダー』(81年)by トリオ…… 1980年に結成されたトリオ。 ノイエ・ドイッチェ・ヴェレ最大のヒット曲と言われるトリオの『ダーダーダー』 クラウス・フォアマンのプロデュースで1981年に発売されました。 ドイツで2位、イギリスで7位、ヨーロッパだけで300万枚を売り上げた大ヒット曲! ピコ太郎の元ネタと言えそうなメロディー・ラインですね。 ④『 No G.D.M 』(79年)by ジーナX パフォーマンス…… 1978年にドイツのケルンで結成されたジーナX パフォーマンス。 カリスマ的なボーカル Gina Kikoine と プロデューサーのZeus B. Held を中心としたグループ。 ⑤『 You 』(83年)by Boytronic…… ハンブルグ出身のニューウェイヴ・グループ BOYTRONICの83年リリースのシングルです。 ドイツのシングルチャートで10位に入るヒットとなりました。 ⑥『 デア・ムッソリーニ』(81年)by D.A.F.…… D.A.F (ドイチュ=アメリカニシェ・フロイントシャフト)は デュッセルドルフの音楽ユニット。 1978年、Gevelsberg にてクラシック音楽とジャズを学んだロベルト・ゲアル(パーカッション、エレクトロニクス)、 独学で音楽の素養を身に着けたガビ・デルガド=ロペス(ヴォーカル)、 クルト・ダールケ(エレクトロニクス担当)、 ミヒャエル・ケムナー(ベース担当。) ヴォルフガング・シュペルマンス(ギター)で結成。 ヨーロッパで、ムッソリーニを冠する題名を付けるなんて悪ふざけが過ぎる! ⑦『 Histoire A Surivre 』(82年)by ザ・ハネムーン・キラーズ…… 1981年設立された《クラムド・ディスク》からリリースされたザ・ハネムーン・キラーズのヒット作! ハネムーン・キラーズは、 ベルギーのアヴァン・ロック・バンド《アクサク・マブール》と《レ・トゥエール・ドゥ・ラ・リュネ・ドゥ・ミエル》の二つのバンドのコア・メンバーが合体し、 ボーカルのヴェロニク・ヴィンセントが加わり誕生しました。 元々、ジャーナリスト兼モデルだったヴェロニク・ヴィンセントは 《レ・トゥエール・ドゥ・ラ・リュネ・ドゥ・ミエル》のイヴォン・ヴロンマンが連れてきたそうで 「ロックはシリアスすぎるのよ」 と言う名言を残しています。 彼女もすでに亡くなられているのが残念です。 ⑧『 Die Liebe Ist Ein Abenteuer 』(82年)by Ti-Tho…… Ti-Thoは1980年代初頭に活動した、ハンブルクの男女デュオ。 トーマス・ステルター(シンセサイザー)と クリスティーナ・マリサ・カルカーニョ(ボーカル)で構成され、 ジックザック・レコードとポリドールでいくつかのシングルをリリースしました。 アルバムの発売も発表されましたが、結局リリースされませんでした。 バンド名は、2人のミュージシャンの省略名(Ti = Tina、Tho = Thomas)で構成されています。 クリスティーナマリサカルカーニョ(1965年11月6日生まれ)は現在、女優他、マルチに活動しているようです。
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