—わたしには見えている。
あなたがこれから、どこへ向かうのか。
なぜなら、わたしはその道を、
先に超えてきたから。
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わたしの◯年は、理不尽との闘いだった。
光がチラついても掴めない。
指の間をすり抜けていくみたいに、
まるで幻夜の中を歩くような毎日。
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ただ痛みに耐えて、
いつしか生きる気力すら失っていた。
ODしたり、泣き叫んでいた頃のほうが、
まだ戦ってたように思える。
だけど、絶え間ない痛みの連続に、
いつしか抵抗することを
やめてしまったの。
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これまで沢山、涙を流しては、
自分に向き合ってきたつもりだった。
でも、縁が切れ続けて…
何も成し遂げられない、
なにもかも繋がれない、残らない
点でしかない人生に
意味も見出せず、もう嫌気がさしていた。
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――このまま何者にもなれず、
誰にも苦しみを気づかれず、
終わるんだろうな。
そう思って涙した。
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こんなときですら
泣くことしかできない自分に絶望した。
もう、救いがなさすぎて、
諦めかけていた。
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でも、わたしは思い知らされた。
耐え続けた先に、
もっと大きな理不尽が
待っていることを。
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白夜行の雪穂と亮。
2人分の人生を生きてきただけでも
相当な濃さだと思うのに
その先にあるのは――
この世のどんな物語にも
描かれていないような地獄だった。
それはわたしだけが知ってる現実。
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でも、その地獄の中で、
わたしは自分の中にあった
" 怒り " を思い出した。
どうしてここまで報われないのか。
この世がほんとに" 陰と陽 "で
できているのなら、
わたしはその分を
きっちり取り返す。
もう陰で生きたくない。
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だから決めた。
痛みでしか成長できないなんて
理不尽は許さない。
だったらわたしが
本物の愛と美しさを、
この世界に叩きつける。
家族との縁も切る覚悟で、
わたしは自分の人生を選んだ。
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わたしのやりたいことは音と美。
外側(外見)と内側(心)、
その両方をアートとして表現する。
感性でなら負けたくない。
中身ならもうひたすらに磨いてきた。
腐らずここまできたの。
わたしの感性が“ホンモノ”だって、
格の違いを見せつけたい。
恵まれた環境や才能を持った人間ですら、
道を開けさせるほどに。
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わたしは今まで、
普通になろうと
もがいてきたけれど、
努力しても、何回チャレンジしても
普通にはなりきれなかった。
だからこそ――
普通ではなく本物になる。
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完璧主義だっていい。
わたしの思う完璧を、
この世界に表現する。
未完成のまま終わらない。
「現実はこんなもん」
なんて言葉で諦めない。
かわいそうなままで終わらない。
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そして、家族や他人に対しても。
現実しか信じないというなら、
完成した後のわたしを見て、
わたしの生き様を見て、
「ああ、こういうことをしたかったんや」
って感じてもらえればそれでいい。
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だからもう、
わたしは人を納得させようとしない。
それで苦しんだのが、わたしだから。
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辛いときは、泣いていい。
泣きたいときは泣いて、
笑いたいときは笑って
あなたは、あなたらしく。
自分に負けないで。
どれだけ時間がかかっても、
自分の信じる気持ちを
手放さないでほしい。
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本当の強さは、どんなときも、
立ち上がることこそが強さだと、
わたしは信じてる🕺🌗♨️
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