クリスマスイブ(仮)

クリスマスイブを過ごす2人にとって、肩を寄せあって散歩することほど心暖まることは無い。微笑ましい。そこにはイブにしか見ることの出来ない景色がある。イルミネーションやショーウィンドーはもちろんだが、その先に教会(地域に受け入れられてるところが望ましい)のクリスマスキャロルを目的地として入れてほしい。教会はいつでも来訪者を歓迎している。訪れるには多少腹が空いているくらいが丁度いい。美しい歌声に耳を傾けながら、賢人タイムを過ごしイエス様に祈りを捧げてくれたまえ。どうせ、次は最終到達地点、ゲスで低俗な2人の部屋に帰り、チキンとケーキを食い散らかし、安いワインを残して早々にベッドに潜り込む。またまた、早々とことを終え、劣情がくすぶったままシャワーを浴びつつ何が幸せか分からないまま、片付けの終わってないテーブルを見つつため息をつき、湿ったベッドに戻るのを心の中にで小さく躊躇する。ホントにメリークリスマス。