真夜中 みんな寝静まった頃 玄関のドアをそっと開けて さあ 家出の準備 ちゃんとできてるかい? いつものリュックと少しの現金と スマホがあればそれだけでいい もう 文句ばかりを言ってても しょうがない 行動するんだ 「何かを始めなきゃ 何も終われないと思う。 この退屈な日常に ケリをつけたいのなら 君はまず、このドアを 開けてみるしかないんだ」 空を見上げてみろ! あんなに星は輝いてる 暗闇のその中には 光を放つことさえ 忘れた星もきっとあるさ 自分を憐れんでどうする? 過去は変えられなくたって 明日(あす)を信じてごらん この先の未来は変えられるんだよ どこへ向かうか 決めてないじゃないか 無鉄砲な計画 やがて白む希望の夜明け 若さの特権だ 何も恐れることなんかなかった 僕は今夜 出て行く どこかで野良犬は吠えているけど 何かに怯えているだけかい? ああ 臆病者よ 前を横切って進め! 愛はまだ知らない 心はずっと求めてた 興味などないふりして 甘えややさしさなんて 縁などないと生きて来た 人生 続くんだ ずっと 嫌になるくらいまだまだ 肩の力抜き 弱い自分 曝(さら)け出しても いいってこと 夢の場所描(か)かれた地図があれば 遠回りしないで 絶望など感じたりせず 歩いて行ける 人間は誰も あちこち傷ついて 痛みを覚え学ぶんだ 真っ直ぐに 歩きたいのなら 瞼(まぶた)を閉じたままで 未来を信じろ 自分を憐れんでどうする? 過去は変えられなくたって 明日(あす)を信じてごらん この先の未来は変えられるんだよ どこへ向かうか 決めてないじゃないか 無鉄砲な計画 やがて白む希望の夜明け 若さの特権だ 何も恐れることなんかなかった 僕は今夜 出て行く