気まぐれにさ笑ってよ 冬に降る雨のように 傘はまだいらないわ あなたの隣なら 気まぐれにさ笑ってよ 冬に降る雨のように 傘がないとダメだわ わたしの隣にいないなら きっとまた君が笑って 数分後に私は泣くの きっとまた君は気付いて 無自覚な優しさで刺すだろう 気まぐれにからかわないでよ 期待してしまうから 傘なんてもう知らないわ あなたが隣にいないから いつもただ君が笑って 数分後に私は泣いた いつもただ君は黙って わがままな私を許してたの 今もまだ君は笑って 私だけが歳を重ねるけど いつもそばにいる気がして 無意識にその声探すの 忘れたいから忘れられないのさ 雨で濡れた手はじんわりと温かい 聞きたくないから 聞こえてしまったのさ あのときも君は穏やかな声で 覚えていたいから忘れてしまうのさ 雨で冷えた手は何故かまだ温かい 聞きたかったから 聞こえなくなったのさ あのときも君は言ったかな 「 」