PM5 画面閉じた先 歌舞伎の村にも慣れてきた足 御金が御酒に溶ける臭いを 撒いた香水があやふやにしてく 今夜 坊や先に帰りな そんな粗野なこと口にすんな 「自分ならこの娘を連れ出して 幸せにしてあげる」なんて とんだ勘違い口走るなら ボトル浴びる程空けてくれ カウンターからそちら側に 飛び越えたのは時間切れだから ツンと臭う終電車が 馴染みの腕の中に運ぶ 粉のない餅を切るような朝 いつものPCに映るのは誰だ 何度も思い返す暇もなく 今日も水に染まる時間が来る どっか上の空なんは君が 来るかもとか言ってたから期待 空っぽのグラスに見えるのは 無意味な会話で満たされた 幻たちの塊だけだ 少しよく眠れるように いつだって待ってんのは これが私のお仕事だから 結果オーライなんて日が 来るまで遊びたい朝まで