明日もし、世界が終わってしまうと 決まったとして、 僕はどうするんだろう やり残したことしかないんだと 思い返し、後悔が立つ未来も無い 全部繋がるんだよ 惰性で開いた iPhoneの画面に 照らされ、晒された分だけ 今日が 終わっていってしまうということ 気づいた時には 止められなかった 一つの理想をあきらめて 届かないふりをしていた また今日も 「本当のシナリオ」 「もう一度未来を」 秒針を睨んで そう繰り返し 明日もし、世界が終わってしまうと 決まったとしても、 悔いはないんだと 巻き戻し、 そう言えるような生き方を 目指したかった 数えてる 全部手遅れだよ 受け身で流れてった 秒と分と時間を 合わせた数の分だけ 僕が終わっていってしまうというこ と 気づいた時には 止められなかった 与えられた時間を きっと 履き違えていたんだ 今にでも ただ回って 終わりを待って 消え去っていく前に 戻してほしいんだよ 「人生は有限」人はよく言うけど 冷めた理由で 潰した数年 死ぬ前も今も 変わらず刻んでいく 気づいた時には 止められなかったんだ