アストライアの入滅

歌詞

馬鹿なあなたへ 救いの懺悔を 絶望の朝に「おはよう」 企てたる奇襲は 異心の幕開け 欺瞞の媚などいらない 値打ちもない害意は哀れな有様 極彩色は少しずつ色褪せ 低劣な笑顔の果実は腐り落ちた -これ以上その汚い手で 触れるんじゃねえ- 掲げた両手を圧し折って見上げれば 土砂降りの雨は辛辣の太陽に枯れる 最弱のカードの番狂わせは 終わりかい？ -ざまあみろ、全部俺の物だ- 暗い 怖い 嘘じゃない？ 痛い 馬鹿みたい？ 辛い 嫌い 嫌い 君、この手で壊した 消えたい消えたい消えたい 全ては嘘まみれの綺麗事 そう、信じていた 馬鹿を見た 愛が突き刺さる 生きたい生きたい生きたい 汚れた身も心も脱ぎ捨てて 「もう一度だけ」そんな幸せな嘘が いま、救いなら 絶望の朝が、ほら命日 ぜーんぶ嘘だったみたいにまた 一緒に笑えたらいいね 何もいらねえよ、下がれ この先にあるのは信頼 破滅どっちだと思う？ もうわかんないから 大好きだよ。死ね死ね死ね いつだってそうだった、 最初からきっとわかっていた わからないふりをしていた もう何もなくなった 一番愛おしいその手で全て壊した 「ずっと側にいるよ」 そんな極上の希望はもういらない 何が見えた？その瞳に 死にたい死にたい死にたい 全ては隙だらけの絵空事 こんな所でやっと気づいた 愛が首を吊る いらないいらないいらない 汚れた生き様さえゼロにして もう泣いてないで怨みさえ 力にすれば 絶望の数が、ほら惨劇 積み重ねては崩した 何を捨てて得たのか 見えない見えない見えない あなたが遠ざかる 黒い空を睨んだ ただ一つの救いは 全て捨てて生まれ変わる ここで 嘘も真実も聞き飽きた 涙ももう枯れた 君も自分さえ信じることに疲れた ここから立ち上がる 一つの理由があるなら この闇の中でさえ 全てを受け入れよう その手で死ぬか、生きるか 消えたい消えたい消えたい 全ては嘘まみれの綺麗事 そう、信じていた 馬鹿を見た 愛が突き刺さる 生きたい生きたい生きたい 汚れた身も心も脱ぎ捨てて 「もう一度だけ」そんな幸せな嘘に 救いを さよならさよなら 静寂の彼方 二度ともう戻らないで さよならさよなら 君は転生の朝へ 「おやすみ」