君がその花言葉の 意味を知ってることより 君がその花の名前を 調べた理由が気になるのさ JR久留里線を乗せた線路が軋む音 2番線ホーム飲み干したコーラが くちびるの上干上がって 忘れた頃甘い結晶になる 夕方5時のチャイム まだ帰りたくない あの感じ 深夜に食べるアイスの 嘘みたいな甘さ そんなものだけを集めた日々を 僕は贅沢と呼ぼう 君も考えてたでしょ 君がこれから暮らす 東京の夜景ってやつがさ 僕にはきっと似合わないなんて 手紙をおくってよ なんでもない日々に 花束を贈るようなもので 美しい君の 美しい生活が ここではないところでも 光で溢れますように お別れは喫茶店で 三叉路で手を振って 自転車のペダル 踏み込んで僕は、 風を 風をあつめて はっぴいえんども サニーデイサービスも 東京はここより響くだろう