Track byマヒトゥ・ザ・ピーポー
ある春の朝、 ドアの前に惡魔が立っていた。 黄緑色セーター着た惡魔が 立っていた。 その惡魔は爪をかじり こう言った。 「キミの朝をくれよ かわりに音楽をあげるから」って 鉄でできた街で人が一人、 溺れてる。 その影に小さな 黒い花が咲いていた。 僕は朝を その惡魔にさしだした 惡魔はそれをすぐその場で 食べてしまった 僕は今日も 内ポケットに音楽を入れて 人のいない街を傘もささずブラリ 歩く 歩く 愛が変調して 北東の空の夜が溶けた。 僕の目の玉から 小さな海があふれてた。