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エンドロールは僕と猫 (feat. 初音ミク)

Track byyukkedoluce

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0
  • 2019.07.03
  • 4:49
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歌詞

生憎夜は雨です 最終列車に飛び乗り 怪訝な目で見られながら 息を整えて座ります 待ってる人もいないから 急ぐ意味は特にありません 強いて言うなら愛猫が お腹を空かせて僕を待っているかも 明日は早いので眠ります くたびれた布にくるまり 薄情者の先客と 寝床を奪い合い必死です 出迎えのない玄関と カーテンのない狭い窓 押し寄せる重い冷気が 僕の居場所はどこにもないと言う このまま閉じた瞼が 朝日も通さなければ どんなに幸せか なんて妄想をしながらも 温かいこの毛玉を抱いて寝ました 誰だっていいんです 僕のエンドロールに名前を刻んで 一瞬だって 脇役だって 通りすがりだっていい 上映待たず没個性烙印を 押されてしまったストーリーの 短いエンドロールには僕だけだ 生憎今朝も雨です 満員列車に飛び乗り 細めた目で睨まれながら 視線を逸らして揺られます 遅刻してはいけないから 朝食べる時間もありません あるとするなら愛猫の 餌遣りとトイレ掃除くらいです このまま誰も僕を 知らない所まで行けたなら どんなに幸せか なんて妄想もするけれど 変わらない日々に 従うことにしました 主人公になりたいんです 許されるなら僕の中でくらいは 大言壮語吐いて嘯く 自分に飽きたらもっといい 放物線を描いて 投げ捨てられたはずの夢物語の 短いエンドロールには 僕だけだ このストーリーの 先を知らぬまま 行ったり来たりを繰り返す 変わることと言えば愛猫の ご機嫌くらいです 繋がれた手を振り解いて 生きてきた臆病者の名は どこを探してもない あるはずがないんだ 少し畏れ多いんですが 誰かの手を握ってもいいですか 引っ掻かれたって 噛み付かれたって いい覚悟はできたよ 最低限の声量で 空っぽな虚勢を叫んだストーリーの 短いエンドロールには 僕と猫 不格好だっていいんです 僕も誰かのエンドロールに刻んで 一瞬だって 脇役だって 通りすがりだっていい 僕もあなたもまだ誰も知らない ちっぽけな世界の結末に 流れるエンドロールには 誰がいるだろう

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