風は吹くままに いつも新しい 季節は雨のあと やって来るよ こぼれた涙の 乾かないうちに ただそこにあるのは 青空 蒔いた種の上で 願う 花ひとつ 暗い春の先へ 伸びてゆくような いつの日も 誰も知らない その顔を咲かせて 君はゆくままに いつも懐かしい 季節が窓の中 立っているよ いつかの僕らも 隠してるような 遠くから来たような 青空 咲いた花の上で 巡る 星ふたつ 笑う屋根の先で ゆれていたような いつの日も 誰も知らない その唄を聞かせて 枯れた花の下で 眠る 種ひとつ 永い夜の先を 覚えているような いつの日か 誰も知らない 夏の空へ 君の影を 夢のように 咲かせて