月を見上げろ いつも俺らを照らしてくれる 雲に食われても いつも独りでも 俺は何一つ誇れるものなんてないけ ど ただ大事なものはそこにあるってこ とさ 俺が月だったらお前はみんなを照ら す太陽になってくれ そうすれば出会えなくても平気だろ う 生き抜くことに疲れ果てちゃっても お前さえ隣にいればなぁ 輝くことをもし忘れてしまっても大 丈夫な気がするんだ この街が過ちで壊されないように 生きることをそっと誇れるように みんな立ち止まったけど 俺はもう慣れちまったよ 光差さない場所 乾いた風が吹く 本当はこんな場所さっさと出て行け ばいい なんにもできないけど それでもやらなくちゃね あの月のように さよならをただ怖がっていたのは誰 かでもなく俺だったんだ 立ち止まるたび何か失っちまうよう な そんな気がするんだ 俺にはないものをもっていたように 最初から分かっていたように ここで学んできたことなんかに意味 はなくて 本当に信じたいことだけわかってい ればいいんだから これからもしも笑えなくなってもお 前の声さえ聴けたらなぁ 夢見た場所へ歩き出せる気がするん だ 大丈夫な気がするんだ 生き抜くことに疲れ果てちゃっても お前さえ隣にいればなぁ 輝くことをもし忘れてしまったら あとは戻ってくだけさ この街が過ちで壊されないように 輝くことをまたそっと思い出せるよ うに