広い空が見えたのは いつまでのことか 辿った道は風に舞う雪が覆った 白い姿に変えて静かに隠すまま 気づけば元の景色などとうに忘れて 嘘もおそれも優しげに包む 雪に護られた道で それでも待ち焦がれていた 春はもうすぐそこに あたかもこの世から消えた春は すぐそこまで 長い冬が凍らせた選択肢がまた 解け出し現れたら 今度はどうするのか 留めたくても季節は流れる 雪に護られた道で それでも待ち焦がれていた春は もうすぐそこに あたかもこの世から消えた春は すぐそこまで 冬に閉ざされたようで 変わらぬ季節に安堵していた その日は遠く 動かぬ仮定だった 雪に護られた道で それでも待ち焦がれていた春は もうすぐそこに あたかもこの世から消えた春は すぐそこまで また巡り来るそのときまで
