枯れ果て 萎びた花を濡らす 冷たい雨 響く雨音が掻き消した キミの名は 宙を舞って… 遠くなったその背には 触れられなくて 激しさを増す雨は 容赦なく君を包んだ 雨に打たれ声を上げて 震えていた 君の背中 今は遠く 枯れた花を濡らす様に 降り注ぐ 激しい雨 全て 包み込んで キミが居ない 流れてゆく 哀しみと涙だけが 二人を繋ぐ 今は君の 隣に僕は居ないけど ずっと見ているから… その涙を 隠す雨を 降らせよう 枯れた花に寄り添う様に 激しい雨が 止む頃また この空に虹が架かる さぁ 歩き出して 鉛の空に光が射した 君の中で 僕は生きる 雨音に 包まれたら また 思い出して