深夜3時いつものように ひとりひとり乗り込むロマンス サンダルに部屋着のままで ラジオはノイズ混じりで すべりこむ深夜割のETC 明日のタイムテーブルを確認 普通とはズレた日常 さあ大手を振って 君を探しに行こう 僕らは 幸福に追いつくために生まれて 急ぐほどに傷も増えていくけど ハンドルを持つ手に朝日が滲む すこし先に街が見える もっと早く走って 「調子はどうだい」 夢に問われて 何度でも答えるよ 「愛してる」と 地球防衛部隊の号令に 革命が起きてSOSのシーン ナビゲーションの知らせる気温 エアコンは外気モード 少し窓を開けよう 僕らは現実を忘れるほどの速さで 走る、まるで計り知れぬ距離でも バックミラー 後部座席 月が沈む ひとりひとつ胸に宿す 赤く燃える あの朝を目指して行って 「調子はどうだい?」 夢に問われて 何度でも答えるよ 「愛してる」と 深夜3時いつものように ラジオはノイズ混じりで