embers

歌詞

僕らはどこで間違った 行く先全てが不安だ 巻き戻せないことだけが 今は確かなことさ 歪(いびつ)で何がいけないんだ 僕らはみんな不揃いだ 笑い合っても寄り添っても 誰にも空け渡せない ああ　君と僕で このつまらない世界なんて 変えてしまえば なんて朧げな日々と重なる 負けられない理由が似ていた僕ら 同じような夢を見る どこまでいけるのか知りたい 答えはまだ出ない 憧れが繋いだバトンを握って 長い氷河を越えてきた 過去のかがやきにさよなら 今ここから新しい世界 汚れ切った幸せを拭いながら進め 風に飛んで行け夢よ 今は何も成せない種火 新しい壁を超えて ありのままを愛せるまで 誰かと比べられるんだ 生きてくことは理不尽だ 作り出した化け物に 喰われてしまう前に 幸せの一つや二つじゃ 足りずに他を見渡した 立ち止まっていた 気がつけば明日の匂いがした 大切なものが ひとつだけあればなんて 気休めじみた言葉を信じた なぁ今もそうだろ？ 約束つないで歌に乗せた まるでいつ沈むかもわからぬイカダ ちぎれそうな結び目はほつれ パドルに重く絡みつく輝き 焼けつくそばから薪をくべた 萎びて俯く芽に水をやった 僕は幸せなんだと確かめたくて かけがえない物は胸の中だ やり残したことがある 身を結ばぬ日々の刹那 まだ立ち止まれない 気がつけば理由も忘れてしまった それでも進まなくちゃ 捨て損ねた君のメロディ 引き出しの中で歌い出す エンドロール流れても時は続く 果てしないこの暗闇を 照らしながら進め 風に飛んで行け夢よ 今は何も成せない種火 新しい壁を超えて ありのままを愛せるまで