あなたの事思い出しても 溢れてしまうことばかりなのに まだ昨日をなぞってるの ああなんでもない小説や音楽の話を あたかも世界が変わったみたいに 話をする ああなんにもない日々の中 大袈裟に笑うあなたと いたい私それだけなのに あなたの事思い出しても 溢れてしまうことばかり 私はずっと零れた青に 二人を重ねてしまうけど それでもあなたがいいの ああなんでもない毎日は なんでもなく、無くて 一人分の買い物には まだまだ慣れなくて ああ強がって無理をして 生活に嘘をつくけど 心までは騙せないの それでもずっと 顔も髪も指も声も探してしまうから あなたの事思い出しても 溢れてしまうことばかり 私はきっと流した雨に 一人風邪をひいてしまうけど それでもここで待ってる あなたをここで待ってる