Track byCüll
平等に与えられた空さえ 狭さを感じて描けないまま 白い鯨を描いて僕は 絵画の中で空を仰ぐの 小さな縁の中 君と渇ききった世界に 心を奪われたまま 虚しさに飲まれ崩れてく ありのまま僕の 青さを描いて 泡沫の空へ 消えてく白鯨 蒼穹の果てまで 白い鯨を追いかけ 夢見る僕はそのままで 君が見た景色を僕はまだ 白昼夢の中見ているだけ 美しい余白に溢れ出す 君が行った世界に 心を奪われたまま 憧れた空の自由さと 二つとない君の 白さを描いて 泡沫の空へ 消えてく白鯨