どこでもいい ここではない遠い場所へ いつでもいい 今ではない時を待つうち 忘れていた鼓動 胸を裂く痛みや 明けない夜に沈めるような 無邪気さとかも この街と溶けた、粒子、風に乗って いま僕の頬をそっと擽った いつかはそう 誰もいない先へ向かうと 帰り道 迷わないように急いだ ほらまた闇が来て 布団の中へ逃げ込んだ そのまましじまに潜って 切り裂くバイクもうおしまいさ 迎えた朝には決まって 少し期待と絶望が ああ、いいね 世の言葉だけで僕を壊すなら 一晩じゃ足らない、 僕はそうありたい この先もきっとどこか下手くそで ああ取るに足らないすべて抱き 寄せた この街は溶けた、粒子、風になって いま僕の頬をそっと擽った
