陽が暮れる頃に見ていた 街を行く 擦れた靴で 見つかることはない下手な芝居 怯える私に触れている 触れている季節 目を瞑る頃に見ていた 夢現 明け方の気配 欲しがるばかりで見えていない 手の届く距離も見えていない 見えていない 触れて 溢れた 夜が明ける頃に見ていた 日々を行く 褪せた服で 逆上せたあなたは見えていない 見えていない 怯える私も見えていない 見えていない 触れて 溢れた どこへでも行けるのよ思い出して 何も怖いことはないよきっと 怖気付く瞳まで連れて行って 連れて行って 触れて 触れて 触れて 溢れた 目を覚ます頃に見ていて 君は知る 明け方の支配 泣いて 悔やんで