オレンジ

歌詞

繰り返す夢 鳥の歌声が覚ました 同じ朝焼け 今も嘲笑うオレンジ 風の微笑み 黄昏の背中に揺蕩う 沈む景色が 頭の中から消えない ああ染み込んだ記憶の ゆくあてなど見えない 孤独の側にある涙の道で 行き場のない鼓動ごと抱きしめた 手を繋いだ彷徨う心の奥 地獄の中で見つけた希望 ほらそこに今もある 踏みしめた足跡が 心のささくれ いつまでも日々を蝕み 街の静寂 冷えた空気ごと飲み込む ああ彩った景色も ゆくあてではないんだろ 魔法が解けたみたいな 日々の中で地図を書いた くだらない日々の中 それを見つけた 熱く燃えてるんだ その指先で触れた自由さえも どこにあるか分からなくなる始末 答えを探す果ての鏡の前 靴は確かに汚れてるんだ 今僕はここにいる 踏みしめた昨日ごと もう二度と迷わない 消えない灯火はオレンジ