ベランダから朝日を見下ろしていた 脱力した腕を風にさらしていた 彼の髪の色を思い出していたら うわのそらから舞い降りたカラスが 私を叱るのよ コントロールしなさい あなたらしくもない 恋はつかの間気まぐれなウィンク 熱くなりすぎちゃ後悔するだけ そうねそうだわその通りだけれど 忠告はもう遅かった 最後の言葉を聞き終わる前に もう靴をはいちゃったもの 彼に会いに行くの <♪> うねうねと続く黄色いレンガの道 彼の家まで私を導いてくれ 道草食ってあの煙草買って 行ってあげよう 真っ黒な肺から吐き出した声で 愛してると言って 街中の信号が全部青になって 誰かが決めたルールなんて 何の意味もなくなってしまったの 彼の手の中消える煙草みたい 目には見えないトリックだらけ 信じられるものなんてないけれど わかってることは ただひとつだけある この右足と左足 どちらも彼をまっすぐ目指してる ブレーキは最初からついてないし 彼に会いに行くの 彼を求めてるの彼を愛してるの 真っ黒な肺から愛を吐き出してよ 真っ黒な肺から愛を吐き出してよ