不完全 彼女の飼育 正しく生きる為の調教 従順は捕食待ちの蝶々 病める蜘蛛はただ糸を吐き出す 愛されてたのは存在じゃなくて御都合主義の偶像 偽りの瘡蓋血だらけで剥がして 「それでも好きと言って?」 みんな去っていった どんなに醜い正体も君は愛していると言う あどけない君の青春に僕は首輪をかけた 放課後の飼育 ふたり ハイドアンドシーク もういいかい まだだよ 囁く 壊れない玩具と壊れかけのご主人様 純粋で綺麗な愛の証明 小さな頃は良い子って言われたよ 自分を抑えられた 頭のなかいつも一緒 パパとママも知らない親友 身体が大人になるたび支配されてゆく 放課後の飼育 ひとり ハイドアンドシーク もういいかい まだだよ 五月蝿い 「先生、兎を殺めた犯人 誰なのか僕は知っている」 夕暮れ かくれんぼ 見つからぬまま どんなに醜い正体も君は愛していると言う 気づけば君に依存してる これはハッピーエンド? 欲望の果てに濁りは消え去る 温もり中で産み落とす 血を洗い落とし 再会を果たす 抱き上げたそれが愛情だった 君が飼育係 僕の飼い方