翠色に流れる 数の羅列を ただ眺める 終わりを求めて その中で心は 何を思うの 指先から零れた感情 運命のその拳(てのひら)で 踊らされてるとしても 僕らが抱く絶望を 振りかざして だから離さない 哀しみが 溢れる この世界で 大事なモノを失くさぬ様に 今は僕らの未来へ 奇跡など何処にも 落ちていないから 胸に強く隠した感情 声にならぬ声が響いて 壊れて行く日常を 誰もが抱く絶望を 振りかざして進む その雲間から 差し込んだ陽(ひかり)が 僕を包む 終わりなどない物語の 果てに待つモノ だから離さない 哀しみが 溢れる この世界で 大事なモノを失くさぬ様に 空に描いた まだ消えないで 誰かが 見る夢のその向こうで 微かに光る手を握って 今は僕らの未来へ