酷い終点に行き着いて 潰れそうな深い夜の中を 苦悩 幻想であなたが彷徨って また酔って 辿り着いた黒い海の方へ この街のように溺れて沈むけど 時計台はしゃぼん玉を歌って ただ踊り続ける 卑怯 不安定な僕なんで 嘘もついた散々裏切ったよ 深海であなたは まだ待ってるまだ待ってる 夢中になったものも無くなって 抜け殻の様に生きたまま死ぬけど 這いつくばった また逃げ回って それでもあなたを あなただけを 触れ合わず抱きしめる 白い映画のようだね 幕が下りた後でも 僕は僕の弱さと少しは向き合おうか で、音が続く間も 観客のいない映画の中をぶらり 二人だけで長く踊り続ける