あとどれだけ歩こうか そうやって僕らは 闇雲に前だけ見てきた 思い描いた絶望は 目の前をかすめて 逃げ道すら見失ってしまう いくつも大事なものを 落っことしてしまった こぼれ落ちた涙が何処へ行くのかも 知らないけど 確かに聞こえた 波の音 その鼓動が示すもの 行き先が揺らいでも 鳴り響くパルマ 壊れない様に抱えてた それぞれに大事なもの 夢や理想や傷跡も この心に たしかにあるもの 色んな物を捨て去って ここまで来たけど 捨てずにいたものもあるから ひとつひとつ 揺らいだ灯火を寄せあっていた その答えが見せるものは未だ 輪郭も見えないけど 確かに聞こえた 風の声 今は僕らを打ち付ける 振り向いたその道を 指し示すカルマ 僕らが抱えた 痛みや嘘 その全てを受け入れて いつか見た未来へと進んでくのは 間違いじゃないよ 見えるもの全て歪んでしまったのは 少しだけ僕が 立ち止まってるから 泣き終わったなら その両足で立てるだろう さあ 旗をあげて 歩いていこう 確かに聞こえた 波の音 その鼓動が示すもの 行き先が暗くても 鳴り響けパルマ 僕らを照らした光の影 いつか「今日」を照らし出せ 夢も理想も傷跡も 救いだすのは ここにある心