渚のメロディ 潮風の思い出も無いのにね なぜだろう僕は 君を思い出して涙が止まらないよ いくつもの小さな水の粒の向こう オレンジ色の夕日を見つめてる 君が口ずさむ歌がいつも 悲しくて あの日言葉もなく歩いていた いつもの帰り道で 君が少し笑っていたこと 嬉しくて きっとこの気持ちが 僕ら二人同じだとしたら もう君の歌は優しく響いて ゆくはずなのに 渚のメロディ 風の中の砂の粒のように なぜだろう僕ら はぐれてゆくのだろう 君を見つめてたのに いくつもの星の光が まだ空が 明るいうちにひかりだすように 君の胸の奥をかすかに 照らせたら あの日あの言葉がたまに今も心を 空っぽにして 悲しい歌は僕の瞳を乾かして きっとこの気持ちを君にちゃんと 伝えていたとしたら 君の歌はやさしく響いて いたはずなのに 渚のメロディ 君はもういないはずなのに 渚のメロディ 渚のメロディ 君の声が今も聞こえてくるよ メロディ