濡れた瞳に棲む翳(かげ)は 燃える太陽も消せやしない 嘘で固めた正直顔に 下手なジョークで着飾った 僕らは懲りずに傷ついては 世界の正解目指してた 僕らはよく似た罪人さ ひとつの夏に飛び込んで すべての悪になってやろう 綺麗に過ごしたあまた日を 馬鹿にしあって蹴飛ばした 僕は君をなぐさめたりはしない 悲しみは今日も容赦なく 隙間を見つけてやってくる 記憶も砂もしつこくて 振り払うほど絡みつく それならいっそ溺れてみるか いつもの呼吸を忘れてさ 僕らはよく似た罪人さ ひとつの夏に飛び込んで すべての悪になってやろう 光の染みた波の音を 全部盗んで君にあげよう 僕は君から逃げたりなんてしない 指切りがわりのキスをしよう 僕らはよく似た罪人さ ひとつの夏に飛び込んで すべての悪をやりきった 鼻歌まじりの君の気配 今もこうして感じてる 僕は君を忘れたりなんかしない