思い出に潜む 空をあなたみたいに飛べるのかな。 湖畔を望む眼差しさえも 知らなかった未来から。 想像できないはずだった 今日もずっとブルー、 もう一度ブルース浮遊する。 混沌で意味ない夏だから 理想はずっとブルー、 より一層ブルース薫る。 剥がれ落ちた時代ではいつも 悩んでいるような神様たち。 今なら解き放たれるよ。 あとは好きなだけ眠ろう。 山びこが響く 空をあなたみたいに飛べるのかな。 土を踏みしめる足跡 「私は私でいるしかできない?」 喪失を抱いて身を削る意味なんて 無かったんかな。 躊躇いがちな君にすがる 日々なんていらなかったな。 かわるがわる あの日の少年が走る。 逃れるままに儚い面影だけ 追いかけていた。
