心についた嘘は濁り 誰もが諦めるほど鈍い色 私は少し大人になったからね その嘘の裏側まで抱きしめる どれほど綺麗な心でも 純白など存在はしないものよ 少しずつ大人になるからね それが人の美しさというもの 生きることを諦めきれない 負けるわけにはまだいかないと ひび割れた地面踏み込んで 何度でも塗り替えられる 生きて生き抜いて進む道は 心の色色付かせながら お前が選んで生きればいい 心に空いた穴は腐り 触れることも耐え難い薄茶色 悔しくて拳を突き刺す爪の跡 その赤消さずに取っておけ どれほど気をつけて生きようと 傷というのはついてしまうものよ いずれは大人になるからね それも愛して優しさを知るの 生きることを捨てきれない 負けるわけにはまだいかないと ひび割れた地面踏み込んで 何度でも塗り替えられる 生きて生き抜いて進む道は 心の色色付かせながら お前が選んで生きればいい 誰かに言われずとも勝手に 生きていけばいい
