ふわり 光と一緒に 風の羽根でやってきた 身体中に希望を詰めて 遠くを見上げている 裏庭の木に登って 赤い実を無心に摘む 「ひとつ残らず食べたなら きっと空を飛べるわ」 遠い日にあげてしまった 一粒の涙探して 大好きな人に出会った 初めてのそんな気持ちに そう気づかない程 夢中なのね 突然聴こえる歌は たぶんお気に入りの歌 少し元気のない時に 思わず口ずさむ 跳ねるように歩いてく 小さな後姿は 誰が見てもどこにいても すぐに分かりそうだね <♪> いつか知るの たくさんの気持ち その全てが涙になる 暗い部屋で 思い出も一緒に閉じ込めたら まだ進める? もっと高く高く飛べる場所を あなたならば知っているのね