約束をそっと結んで ねぇ歩んできた日々を覚えてる? 時を超え重なった刹那の蒼い夏を 描いた夢は曖昧で明日は不確定でも あの空に咲かせよう願い込めた 魔法を 胸に宿った想い 手を取って確かめて 小さく笑い合って届くように願おう 空高く咲いた魔法が 秘められた願い彼方へと運ぶ 満天の火花が照らした わたしたちの歩む道に 淡い光がそっと揺らいだ やがて蒼い日々は過ぎ去って 永遠と知りながら願いは時を渡る 別れの時がいつか来る きっと分かっていたのに 君の背を押した手は緩く宙に落ちる だけど前を向いて 手を重ね寄り添って 旅立つ君に告げるわたしだけの答え 蒼穹の遥か彼方へ 決められた未来選ばずに行くよ 揺らめいた花弁を紡いで 君が綴る物語に 灯る願いをそっと抱きしめた きっと幸せはこの胸で決めるもの だから信じて君の未来を 願う本物は叶うから 星空から涙が降る 結ばれた花飾りを胸に抱いて 最後の魔法がいま 鮮やかに街へ降り注いで煌めいた 空高く舞った四つ葉が 追い風を受け始まりを告げる 約束と絆は途切れない 君のいないこの世界で 白い花弁がそっと揺らいだ