Track byキネオラマ
あいつの胸の底沈んだ十一の次元を 飲み水と同じに使ってる 水蜜桃のように歌わないで 限りなく果てもなく澄まないで さよならだ 手も解かないままで 三角 闇の底 降りゆく天鵞絨の 天幕引けばもう始まるキネラマが 水銀燈のように眠らないで 夢みる間の季節に栖まないで さよならか 星も持たずに歩いて 水深五万マイルのメトロジア 微睡んで揺蕩いましたじゃ 済まないぜ 貝殻のような真夜中にやすい芝居で 口説いて 水蜜桃のように歌わないで 限りなく果てもなく澄まないで さよならだ 手も解かないままで