雨の音に目を覚まし こみ上げてきた憂鬱な思い 窓辺にひかる水滴 朝の街に溶けてく 雨の日は何度となく 過去の思い出に浸ってしまう ただ時が過ぎていくのを 黙ってみていたい 雨の匂い 重い雲行き 足早に駅へと急ぐ 履き慣れたスニーカーに雨が 沁みて重くなる 人混みに揺られてまた1日が 始まる 憂鬱な日を抜けたら 朝の光が嬉しくなる 肩の力が 抜けて 気分も新しくなる 天気予報が外れて 空の色が何となく重い 帰る頃までは どうか 願って1日が過ぎる 雨の匂い重い雲行き 自転車を走らせる 小雨がぱらついてきたけど 家まではあと少し 雨が降り止む頃には この歌が歌えるはず また歌えるはず