住み慣れた部屋に さよならを告げてから どれくらい時間が経ったのだろう 新しいアパートの片隅に転がってる 君が残していった 思い出のガラクタ なんとなくだけど 新しい家は駅から すぐそばに住むことにしたよ だってさ 君が居ない帰り道はきっと どこまでも遠く感じてしまうからさ 永遠に続くものなど ないと知っていたのに 当たり前だと思っていた どうして 何でもないようなフリをして 僕は生きているのだろう 何にもないこの世界で 涙殺して 寝ても醒めても 消えやしないよ ねえ、いま 君の窓に映る 想い人-ヒト-は誰なの 聞き慣れた声に さよならを告げてから どれくらい時間が経ったのだろう 君の居ない左手はきっと あるはずのない手を探し続けている 永遠に君と二人で 何気ない日々をずっと 過ごしていくと思っていた どうして 何でもないような顔をして 君は生きてゆけるの 何にもないこの世界で 笑顔浮かべて 寝ても醒めても 消えやしないよ ねえ、まだ 君の声が響いて 泣きたくなるんだ どうして 何でもないようなフリをして 僕は生きているのだろう 何にもないこの世界で 涙殺して 寝ても醒めても 消えやしないよ ねえ、いま 君の窓に映る 想い人-ヒト-は誰なの