俺らは友達だって 気付けば大人になって 変わらずにまたなと 振り返らずにいた 互いに離れて それなりに忙しくなって 必ずまた会おうと 振り返る夏の日 浜辺を走る少年達を見て あの日の俺らと重ねていた 海の香り街の景色は今も変わらず はしゃいでたあの日は過去なのに 戻れる気がした 俺たちのサマーデイ 金は無いけど遊んだ朝まで 親に内緒で 通ったCLUBは今もここで だが時は経ち たちまち連絡も取らなくなり 仕事やそれぞれの家庭を持ち いつしか大人へと あいつらとの日々何処かへと 懐かしい 風の便りが あの夏の俺らを呼び戻した 思い出だけが書き残した 懐かしい匂い風と共に 会えなくなるわけじゃないんだけど この夏が来るとまた思い出す いつもの溜まり場を一人踏みしめる 大人ぶり寂しくないフリしてる 気付きゃ自然と集まった のに今じゃ電話すらもしなくなった 皆巣立って 立派なツバメ 俺だけ置いていかれた気がして 夕立ちの雨 頬を伝ってく 今更とあの日々を美化してる 浜辺に波打つ音が あの夏と俺等を呼び止めた 思い出だけが書き残した 懐かしい匂い風と共に 会えなくなるわけじゃないんだけど この夏が来るとまた思い出す あの夏は理由もなく 集まり語り合った 戻りたい訳でもなく ただ思い出した(思い出した) この夏は理由もなく 集まり語りたいんだ 戻りたい訳でもなく ふと思い出したんだ 俺らは友達だって 気付けば大人になって 変わらずにまたなと 振り返らずにいた 互いに離れて それなりに忙しくなって 必ずまた会おうと 振り返る夏の日 いつだってまた会えるって いつかはまた会えるって いつだってまた会えるって いつかはまた会えるって