〈♪〉 偶然君のこと 見つけたあの歩道 変わらない笑い声 口癖もあの頃のまま 今思えばあれが君と会った最後 見つめた目が少し大人びてた ふと気付けばそれが君と会った最後 触れられそうで とても遠くにいた 〈♪〉 とがった肌触り じれったい空の色 振り出した雪の白 すべてを隠していく ただ 出会った日も こんな寒い冬の朝で 嘘みたいに雪が綺麗だった 君の声だけがとても暖かくて 僕の寂しさは白に覆われてた 〈♪〉 今思えばあれが君と会った最後 さよならって白い息漏らした 離した瞳のぬくもりだけを残して 雪の夜に溶けて消えていった 今思えば君は幻かも