しゃだんきが上がり 坂道を登ればもうすぐ君の家 雨あがりのレールは 薄っぺらい日差し受けて光っていた 君は寒空に 震えながらも アイスキャンディーをほおばる 僕は両手に 買い物袋風さえもさえぎれない それでもいいと思ってた それでもいいと思ってた 腕をふるった クリームシチュー あなたはテレビに夢中 話しかけても 何も言わずに タバコに火をつける タバコはキライ 「せめて換気扇の下で すってよ」って 何度言っても あなたは聞かず白い壁がくすんでく それでもいいと思ってた それでもいいと思ってた <♪> 曇ったガラス窓 手のひらでこすれば外は二度目の冬 出会った頃に 揃えたティーカップも 今は色を無くした 愛しているよ 愛されてるのそれだけが時の中で 形の無いまま 答えの無いまま部屋中を さまよってる それでもいいと思ってた それでもいいと思ってた それでも君が好きだから それでもあなたが好きだから