イブが近づく東京駅 16番ホームに 夜を明かせぬ恋人立ち尽くす 見送るドアの向こうに 見送られて潤む瞳 コートに隠して指を絡ませた 泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて 何時かきっと同じ夢の ドア あけよう <♪> 記憶から零(こぼ)れるほど 思いで重ねたけど 遠くに住む寂しさは変わらない 夜毎愛を誓うたび 言葉はありふれてゆく 心をうばわれた詩人のように 追いかけて 迫いかけて 探してる愛の景色 何時かきっと永遠の瞬間を越えて 泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて 何時かきっと同じ夢の ドア あけよう <♪> 発車の合図が二人追い立ててる ドアが閉まる手を振っていた またねという約束を乗せて 走り出す静寂の闇へと せつなくて せつなくて 振り返り手を伸ばせば 掴めそうで 掴めない 風の行方 泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて 何時かきっと同じ夢の ドア あけよう 泣かないで 泣かないで 涙はもう星にかえて 何時かきっと同じ夢の ドア あけよう