口を閉じて並べた言葉は 夏の静寂に咲いた薔薇のよう サヨナラの後の冷たい顔も ねえ 胸の中に閉まってたのに 焚べた夜に何度も夢を見て また新しい光を待った でもダメになってしまうんだ 夢を見てた 壊れるほどに 嗚呼 唄ってよ 嘘と言って 奪ってよ まだ溺れていたくて 冷めないで 逃げないでと ただ空をなぞった 身勝手に恋焦がれて 嗚呼 後悔が喉に刺さるや 遠くで芽吹いた体温を 浮かべては抱きしめてた 街灯の影が伸びた 穏やかに 涙誘うこの風は 何色でしょうか 頭の中で声が虚ろになった 身体がだるいな 焼けた肌が痛んだ 鉛のような身体を起こして ハイエナのように朝をただ待ってた まだ熱が冷めないうちに ねえ 夢見たいの 壊れるほどに 嗚呼 笑ってよ 嘘と言って 唄ってよ 嘘と言って 話してよ まだ忘れられなくて 冷めないで 逃げないでと 「サヨナラ」を嘆いた ねえ まだこんな明けない夜を 愛せたなら また綺麗に花咲くでしょうか? 焼けた肌の匂いーー